ドコモ光を利用する場合、大半は「タイプA」か「タイプB」のどちらかを選択しますが、実はもう一つ「タイプC」という特殊なプランが存在することは知っていますか?
ドコモ光の料金『タイプC』は、ケーブルテレビの設備を使ってドコモが提供している光インターネットサービスのことです。
今契約しているケーブルテレビの利用を継続したまま、ドコモスマホとのセット割を適用させることができるのが特徴で、こんなメリットとデメリットがあります。
- 対象のケーブルテレビを利用中なら、工事不要で転用可能
- ケーブルテレビ回線のままドコモスマホとのセット割が適用できる
- フレッツ光からの転用や、他社光コラボレーションからの事業者変更はできない
- ドコモ光から他社光コラボレーションへの事業者変更ができない
- ドコモ光テレビオプションやドコモ光電話が利用できない
- IPoE IPv4 over IPv6に非対応なので、速度が遅い可能性が高い
- 電話サービスやテレビサービスは、タイプA・Bの方が安い
ご覧の通り、タイプCはデメリットの方が多いです。
お住まいの集合住宅にケーブルテレビの設備しか導入されていなかった・・・などで、他に選択肢が無い方は仕方ありませんが、それ以外の方には正直選ぶメリットは無いでしょう。
この記事では、ドコモ光の特殊な「タイプC」というプランについて掘り下げていきます。
尚、ドコモ光の申し込みに迷っているなら下記の記事がおすすめです。
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- ドコモ光のタイプCは『ケーブルテレビ』のC
- タイプCの月額料金はタイプAと一緒
- ドコモ光タイプCのメリット
- ドコモ光タイプCのデメリット
- ドコモ光を契約するならタイプAが一番おすすめ
- ドコモ光のタイプAが契約できるお得な窓口
- ドコモ光のおすすめ窓口比較表【プロバイダ・代理店・公式】
- 利用中のケーブルテレビからドコモ光のタイプCに転用する流れ
- ドコモ光タイプCの提携ケーブルテレビ30社
- CTY(株式会社シー・ティー・ワイ)
- CNS(株式会社ケーブルネット鈴鹿)
- KCN(近鉄ケーブルネットワーク株式会社)
- NCT(株式会社エヌ・シィ・ティ)
- NCV(株式会社ニューメディア)
- tvk光(株式会社テレビ小松)
- TCN(多摩ケーブルネットワーク株式会社)
- KBN(香川テレビ放送網株式会社)
- CNA(株式会社秋田ケーブルテレビ)
- I.C.T(伊賀上野ケーブルテレビ株式会社)
- JCV(上越ケーブルビジョン株式会社)
- iCN(射水ケーブルネットワーク株式会社)
- ads.(株式会社アドバンスコープ)
- テレビ岸和田(株式会社テレビ岸和田)
- MITAST(株式会社ケーブルテレビ富山)
- waiwai(株式会社ケーブルメディアワイワイ)
- Baycom(株式会社ベイ・コミュニケーションズ)
- KATCH(株式会社キャッチネットワーク)
- TOKAIケーブルネットワーク(株式会社・TOKAIケーブルネットワーク)
- KCN京都(株式会社KCN京都)
- UCV上田ケーブルビジョン(株式会社上田ケーブルビジョン)
- 鹿沼ケーブルテレビ(鹿沼ケーブルテレビ株式会社)
- C.EK(株式会社エコーシティ・駒ヶ岳)
- CCNet(中部ケーブルネットワーク株式会社)
- ひまわりネットワーク(ひまわりネットワーク株式会社)
- CCN(シーシーエヌ株式会社)
- nm(株式会社長崎ケーブルメディア)
- iCV(出雲ケーブルビジョン株式会社)
- medias(知多メディアネットワーク株式会社)
- Goodlight(株式会社Goolight)
- NICE TV(株式会社新川インフォメーションセンター)
- ケーブルテレビ可児(株式会社ケーブルテレビ可児)
- star cat(スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社)
- Green City(グリーンシティケーブルテレビ株式会社)
- CABLE NET296(株式会社広域高速ネット二九六)
- LCV(エルシーブイ株式会社)
- TAC CCNC(知多半島ケーブルネットワーク株式会社)
- まとめ
ドコモ光のタイプCは『ケーブルテレビ』のC
ドコモ光の契約プランには、一般的な「タイプA」「タイプB」の他にも、「タイプC」が存在しています。
この「タイプC」の「C」はアルファベット順だとは思いますが、「ケーブルテレビ(CATV)のC」と言っても良いでしょう。
「タイプA」と「タイプB」はNTTのフレッツ回線を利用しているのに対し、「タイプC」はケーブルテレビの回線を利用しているからです。
尚、全国には250社以上のケーブルテレビ事業者がありますが、そのすべてがドコモ光のタイプCで利用できるわけでは無く、ドコモと提携を結んでいる必要があります。
タイプCの月額料金はタイプAと一緒
タイプCの月額料金はタイプAと全く一緒で、タイプBより少し安くなっています。
タイプAの 月額基本料金 | タイプBの 月額基本料金 | |
---|---|---|
戸建 | 5,720円 | 5,940円 |
マンション | 4,400円 | 4,620円 |
また、タイプA・タイプBと同様プロバイダ料金は込みです。
ドコモ光タイプCのメリット
ドコモ光のタイプCには2つのメリットがあります。
1.対象のケーブルテレビを利用中なら、工事不要で乗り換え可能
ドコモ光のタイプCは、ケーブルテレビの光回線をそのまま使うため、対象のケーブルテレビを利用中であれば工事をすることなく乗り換えが可能です。
工事が無いためインターネットが繋がらない期間もなくスムーズな切り替えが可能で、費用も事務手数料の3,300円のみとなります。
2.ケーブルテレビ回線のままドコモスマホとのセット割が適用できる

ドコモ光タイプCを契約すると、ドコモスマホとのセット割が適用できるようになります。
つまり、現在ケーブルテレビを利用していて、家族内にドコモのスマホユーザーが多いご家庭の方にはピッタリのサービスというわけです。
割引内容や適用条件などは、タイプA・タイプBと全く同じです。
ドコモ光タイプCのデメリット
ドコモ光のタイプCには、5つのデメリットがあります。
多いので一つずつ確認していきましょう。
1.フレッツ光からの転用や、他社光コラボレーションからの事業者変更はできない
ドコモ光のタイプCはケーブルテレビの設備を使ったサービスです。
そのため、フレッツ光回線から工事不要で乗り換えられる『転用』は利用できません。
他社光コラボレーションからの『事業者変更』も同様です。
転用 | フレッツ光利用者が工事不要で光 コラボレーションに乗り換える仕組み |
---|---|
事業者変更 | 光コラボレーション利用者が工事不要で 他の光コラボレーションに乗り換える仕組み |
プロバイダなどの事業者がNTTのフレッツ光回線を借り、自社のサービスを付加して展開している光回線サービスのこと。略して光コラボとも言います。
光コラボレーションとして提供することで、各事業者が自社のオプションを組み合わせたり、特典・キャンペーンをつけて販売できるようになりました。
また、利用者側には回線とプロバイダの契約が一本化されることで支払いなどの処理がスムーズになるというメリットが生まれます。
有名どころだとソフトバンク光、ビッグローブ光などが光コラボレーションです。
フレッツ光や光コラボレーションからドコモ光に工事不要で乗り換えたい場合は、必ず「タイプA」か「タイプB」のどちらかを選ばなくてはなりません。
2.ドコモ光から他社光コラボレーションへの事業者変更ができない
ドコモ光タイプCは、契約上「ドコモ光」を使っていることになりますが、実際にはケーブルテレビ回線を使っているため「他社光コラボレーション」に事業者変更することはできません。
事業者変更は、同じNTT回線を利用している光コラボレーション同士の乗り換えをスムーズにするための仕組みだからです。
3.ドコモ光テレビオプションやドコモ光電話が利用できない
ドコモ光タイプCはケーブルテレビの回線設備を利用しているため、NTTが光回線を通して提供しているオプションは原則利用できません。
代表的なものは、「ドコモ光電話」や「ドコモ光テレビオプション」などです。
裏を返せば、ケーブルテレビが提供しているオプションはそのまま利用できるということです。
4.IPoE IPv4 over IPv6に非対応なので、速度が遅い可能性が高い
ドコモ光は選択するプロバイダによって、混雑を回避して高速通信を可能にする「IPoE IPv4 over IPv6」という通信方式を採用しています。
しかし、タイプCはケーブルテレビ設備を利用している関係で「IPoE IPv4 over IPv6」には非対応なんです。
そのため、通信速度にはあまり期待しないほうがいいかもしれません。
ケーブルテレビ系光ネットを使っていた友人が、ドコモショップで「速くなる」と言われてドコモ光タイプCにしたら、ネトフリ視聴にも影響が出るほどの激遅になって泣いている。そりゃそうだタイプCに遅くなる要素はあっても速くなる要素はない(笑)ひでえなドコモ。
— アヲカゲ@根性ライスちゃん (@aokage_2013) August 20, 2021
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