フレッツ光などの光回線を自宅に導入したいと考えた時、こんなことを不安に感じたりしませんか。
- 工事って必要なの?
- 壁に穴とかあけるのかな
- 工事費はどのくらいかかるんだろう
工事って面倒そうですし、壁に穴もあけたくない・・・やらないで良いなら出来れば避けたいところです。
ただ、結論から申し上げますと、残念ながら光回線は最初に開通工事を行う必要があり、基本的に家人の誰かが立ち合わなければなりません。
光回線を宅内まで有線で繋げることで高速で安定したインターネットが可能になるので、こればっかりは仕方が無いんです。
ただしそんなに大掛かりな工事では無く、作業時間は30分~2時間くらいで、次の3ステップで終わります。
ほとんどの場合、電話線の配管やエアコンダクトを使って光ファイバーを引き込むので穴あけは行いません。
やむを得ず穴をあける場合は、必ず作業前に家人に確認があるので安心してください。
また、フレッツ光の一般的なプランの開通工事費は下表の通りです。
この他に、休日や夜間に工事した場合は追加工事費が掛かったり、ひかり電話やフレッツテレビなどのオプションに加入した場合は、それに伴う工事費が追加されます。
つまり、工事内容やオプションの有無によって工事費の金額が変わるということです。
この記事ではフレッツ光の工事内容や料金について詳しく紹介していきますので、疑問や不安をしっかり解消してから申し込みに進みましょう!
フレッツ光の工事内容
フレッツ光の開通工事は大掛かりなものではありません。
順番に確認していきましょう。
1.工事前に準備しておくこと
光回線でインターネット通信を行うのに欠かせない『光回線終端装置(ONU)』は、工事の日に作業員が持ってきます。
工事がスムーズに進むように、設置予定場所の周辺を片づけたり、ONUの電源を指すコンセントの空きを確保しておきましょう。
Wi-Fiを利用するなら無線ルーターが必要
光回線でWi-Fi接続をしたい場合に必要になる無線LANルーターやLANケーブルは、ご自身で準備する必要があります。
NTTからレンタルできるものもありますので、必要であれば申し込み前に確認してください。
もちろん、市販されている無線LANルーターも接続可能です。
工事が終わった後すぐに無線でインターネットを楽しみたいなら、事前に用意しておきましょう。
2.戸建ての工事内容
工事までの期間 | 1~2か月 |
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作業時間 | 30分~2時間 |
まずは、お住いの地域がフレッツ光の導入可能なエリアに入っているか確認しましょう。
戸建の場合は、ほとんどのエリアで申し込み可能になるはずです。
光回線の戸建ての主な工事内容は、電柱からお住まいの建物まで光ファイバーを引き込むことです。
基本的に電話線の配管やエアコンのダクト穴など、元々空いている穴を利用して建物内に光回線を通します。
しかし、穴に余裕が無かったり、老朽化などの問題でどうしても利用できる穴が無かった場合は、直径1センチほどの穴を開ける場合があります。
もちろん勝手に穴を開けることは無く、事前に入線ルートの説明がありますので、NGであればその時点でキャンセル可能です。
引き込みができたら、後は部屋内にONUという機器を設置して工事完了です。
3.フレッツ光回線を導入している集合住宅の工事内容
工事までの期間 | 2~4週間 |
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作業時間 | 30分~2時間 |
マンションなどの集合住宅の場合、既に建物内に光ファイバーが入っている建物と入っていない建物があります。
これは建物のオーナーがNTTと契約しているかどうかなので、光回線を使いたいとお考えなら入居前に確認しておいたほうが良いかもしれません。
既に建物内にフレッツ光の光ファイバー設備が入っていれば、電柱から引き込む作業が省略できるので工事はより簡単な作業になります。
MDFという配電盤からお部屋までの配線工事と、光コンセントの設置のみで終了です。
4.フレッツ光回線が導入されていない集合住宅の工事内容
工事までの期間 | 1~2か月 |
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作業時間 | 30分~2時間 |
光ファイバーが入っていない集合住宅については、戸建てと同じように電柱からの引き込み工事が必要になります。
この場合、まず建物オーナーか管理会社に相談し、入線許可を取らなければなりません。
許可取りは基本的に契約者自身で行います。
ビス止めや穴あけなどを行う可能性があることは、必ず事前に伝えておきましょう。
事後報告だと重大なトラブルになりかねません。
フレッツ光の工事費にはどんなものがあるの?
『フレッツ光の工事費』には下記のようなものがあります。
もちろんこの全ての工事費が掛かるわけではなく、申込内容や工事日程などによって変わってきます。
それそれの工事費について具体的に見ていきましょう。
フレッツ光回線の開通工事費
フレッツ光を導入する際、作業員が派遣されてきて電柱を走る光ファイバーを宅内に引き込む工事を行います。
これを派遣工事と言い、基本的に契約者の立ち会いが必要です。
ただし、集合住宅にお住まいで部屋内にすでに光コンセントが設置されていた場合など、状況よってはNTT局舎側の工事だけで完了することもあります。
こちらは無派遣工事と言い、立ち合いは不要です。
光回線は派遣工事になるか、無派遣工事になるかで工事費が大きく変わります。
また、派遣工事でも屋内配線の工程がある場合と、すでに物件内に光回線が引き込まれており屋内配線の工程がない場合では料金が異なってきます。
ここがフレッツ光の工事費の中で最も重要な部分なのでしっかり確認しましょう。
戸建タイプの工事費
屋内配線の工程がある場合 | 22,000円 |
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屋内配線の工程がない場合 | 11,660円 |
無派遣工事 | 3,300円 |
ひかり電話やフレッツテレビなど、オプションに加入する場合は別途工事費が発生する場合がありますので、お申し込みの際に確認してください。
マンションタイプの工事費
フレッツ光の設備が導入してある集合住宅の場合は、マンションタイプで契約する事が出来ます。
ご自身が住んでいるマンションやアパートが、マンションタイプに対応しているかかどうかは、NTT公式のエリア検索やサポートに電話する事で分かりますので、まずは調べてみましょう。
マンションタイプであれば、工事費は以下の3パターンのどれかになります。
屋内配線の工程がある場合 | 22,000円 |
---|---|
屋内配線の工程がない場合 | 11,660円 |
無派遣工事 | 3,300円 |
ケースによっては、立ち合い不要で、とっても安い工事費で済む『無派遣工事』になる場合もあります。
これは、前に住んでいた方の配線などがそのまま残っていて再利用できる場合などで、宅急便で送られてくるONUを自分で設置することになるため、安く済むんです。
ただ、無派遣工事になることは滅多に無いと思っておいたほうが良いでしょう。
また、光コンセントなどが部屋に残っていたとしても、実際に無派遣工事になるかは申し込み後にならないとわかりません。
基本的には戸建てで22,000円、集合住宅で22,000円の工事費が発生すると考えておいたほうがいいでしょう。
フレッツ光回線が導入されていない集合住宅(ファミリータイプ)の工事料金
光回線の設備が導入されていない集合住宅については、戸建てと同じ扱いになり、工事費もファミリータイプと同じとなります。
屋内配線の工程がある場合 | 22,000円 |
---|---|
屋内配線の工程がない場合 | 11,660円 |
無派遣工事 | 3,300円 |
フレッツ光の設備を導入している集合住宅は多いですが、もちろん100%ではないので、まずはエリア検索で確認してみましょう。
品目変更の工事費
フレッツ光は同じ光回線でも最大通信速度が100Mbps、200Mbps、1Gbps(1,000Mbps)の3つのプランから選べます。
契約時に選んだプランを途中で変更し通信速度を変える場合は、『品目変更』という工事が必要です。
また、フレッツ光にはあまりインターネットを使わない方向けに『フレッツ光ライト』という従量制のプランがあります。
この『フレッツ光ライト』から通常プランの『フレッツ光ネクスト』へ変更する際にも工事費がかかります。
いずれにしても、現在利用中のプランを変えるのであれば、工事費がかかると思っておいたほうがいいでしょう。
品目変更の工事費は細かく分かれているため、フレッツ光の公式サイトで確認してみて下さい。
土日・祝日・夜間は追加工事費がかかる
フレッツ光は、土日や夜間に工事を行うと下表の追加工事費が発生します。
土日祝日に 工事をする場合 | 工事費+3,300円 |
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夜間(17時~22時)に 工事をする場合 | (工事費の合計額-1,100円)×1.3 +1,100円 |
深夜(22時~8時30分)に 工事をする場合 | (工事費の合計額-1,100円)×1.6 +1,100円 |
例えば、集合住宅で22,000円の開通工事を土曜日に行った場合、3,300円が加算されて、合計19,800円の工事費が請求されるということです。
なかなか無いと思いますが、戸建てで土日の深夜に開通工事を行った場合は、22,000円の工事費が36,300円に跳ね上がります。
た、高い・・・
したがって、フレッツ光の工事はなるべく平日の17時までに行いましょう!
住宅環境や条件によって追加工事費がかかる
建物の形状や環境、部屋までの引き込み経路などにより、通常の工事だけでは開通が難しかった場合、特殊工事が必要になり追加工事費が発生するケースが稀にあります。
開通工事と同日に工事を実施する場合 | 15,400円 |
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開通工事と別日に工事を実施する場合 | 29,700円 |
フレッツ光オプションの工事費
フレッツ光のオプションの中には、導入時に工事費がかかるものがあります。
ここでは光回線オプションの代表格である『ひかり電話』と『フレッツテレビ』の工事費について確認していきましょう。
ひかり電話の工事費
ひかり電話は、フレッツ光回線を利用した固定電話サービスです。
現在利用中の電話機や加入電話の電話番号をそのまま使うことができて、月額料金や通話料が大幅に安くなるのがメリットです。
導入時には下記の工事費が掛かります。
ひかり電話初期工事費 | 3,300円 ≪内訳≫ ・同番移行工事費2,200円 ・基本機能1,100円 |
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※現在利用中の加入電話の利用休止工事費として1,100円が別途必要です。
また、ひかり電話にはキャッチホンやナンバーディスプレイなど便利な付加サービスがあり、これらを追加する際にも工事費がかかります。
ひかり電話オプション | 単位 | 料金 |
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マイナンバー | 1番号ごと | 770円 |
ダブルチャネル | 1チャネルごと | 1,100円 |
ナンバー・ディスプレイ | 1利用回線ごと | 1,100円 |
ナンバー・リクエスト | 1利用回線ごと | 1,100円 |
キャッチホン | 1利用回線ごと | 1,100円 |
ボイスワープ | 1番号ごと | 1,100円 |
迷惑電話おことわりサービス | 1利用回線または1番号ごと | 1,100円 |
着信お知らせメール | 1番号ごと | 1,100円 |
FAXお知らせメール | 1番号ごと | 1,100円 |
テレビ電話チョイス定額 | 1利用回線ごと | 無料 |
フリーアクセス・ひかりワイド | 1フリーアクセス・ひかりワイド番号ごと | 1,100円 |
ひかり電話#ダイヤル | ひかり電話#ダイヤル番号ごと | 1,100円 |
コールセレクト | 1工事ごと | 1,100円 |
特定番号通知機能 | 1番号ごと | 1,100円 |
フレッツテレビの工事費
フレッツ光のテレビオプションは、『フレッツテレビ』と『ひかりTV』の2種類あります。
90ch以上の専門チャンネルや約100,000本のオンデマンド作品が楽しめる『ひかりTV』は、専用チューナーを取り付けるだけで利用できるので工事はいりません。
一方、フレッツ光回線を使って地デジやBSを視聴できる『フレッツテレビ』は工事が必要となります。
テレビ視聴サービス登録料 | 3,080円 |
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フレッツ・テレビ伝送サービス工事費 | 3,300円 |
屋内同軸配線工事 | テレビ1台までの接続等工事:7,150円 テレビ4台までの接続等工事:21,780円 ご自分で接続する場合:不要 |
通常はここまでですが、映像が安定しなかったり5台以上のテレビで視聴する場合は下表の追加工事費がかかります。
テレビの映りが安定しない場合 | ブースター設置工事:13,200円/1台 |
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テレビ5台目以降のテレビ接続工事 | 端末接続工事:3,630円/1台 +テレビ端子接続工事:3,850円/1カ所 |
フレッツ光を引越す際に掛かる工事費
引越しや転勤などで別の住所へ移る際、フレッツ光の契約を維持したまま移転しても、引越し先で開通工事が必要となるため工事費が発生します。
ただし、NTT西日本エリアならキャンペーン割引が適用されるため通常よりも工事費が安くなるんです。
通常工事費 | 割引キャンペーン適用後の工事費 | |
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戸建て | 22,000円 | 11,000円 ※分割の場合478円×22回+484円 |
マンション | 22,000円 | 11,000円 ※分割の場合478円×22回+484円 |
ただし、この移転手続きができるのは転居先が同じNTT西日本管轄内の場合のみ。
NTT東日本エリアへの引越しの場合は移転手続きができず、フレッツ光を一度解約して転居先で新規契約することになります。
開通工事費も全額支払わなくてはいけないので注意が必要です。
また、残念ながら東日本エリアは割引キャンペーンが終了していて、同管内の移転でも通常の工事費がかかります。
フレッツ光から光コラボレーションに乗り換えれば工事費が掛からない
現時点でフレッツ光を既に利用中の方が、回線はそのままで光コラボレーション事業者へ契約を切り替える手続きを『転用』と言います。
光コラボレーションは、プロバイダや携帯電話会社といった事業者がNTTからフレッツ光の回線を借りて、そこへ独自のサービスを追加して提供している光回線のことです。
転用の場合、自宅の中に引き込んであるフレッツ光の回線をそのまま利用し、NTTからレンタルしている機器などもそのまま使って光コラボレーションへ乗りかえられるため工事そのものがありません。
工事がないということは、工事費も一切発生しないということになります。
転用の流れ
転用は利用中の回線をそのまま流用する仕組みのため、手続きも簡単です。
ちなみに、転用の申し込みから光コラボレーションに切り替わるまでの期間は約2週間が目安です。
注意!転用時に追加工事費がかかるケース
フレッツ光から光コラボレーションへの転用は、同じ回線をそのまま利用するので基本的に工事費はかかりませんが、場合によっては追加工事費が発生することもあります。
例えば以下のようなケースです。
既にひかり電話やフレッツテレビを利用している方は、光コラボレーションへそのまま引き継げるので工事費はかかりませんが、新たに追加する場合や品目変更の場合はご注意ください。
フレッツ光の工事費の支払い方法について
フレッツ光の開通工事費は、初回の月額料金などと合わせて一括払いするか、毎月の月額料金にあわせて分割払いしていくか、契約時に選択できます。
一括払いでも分割払いでも工事費の総額は変わらないので、月額料金をなるべく抑えたい方は一括払い、逆に初期費用を抑えたい方は分割払いを選択しましょう。
ちなみに、ひかり電話などのオプションに関する工事費や、追加工事費などは開通の翌月に一括払いとなります。
戸建てタイプの場合の分割方法
マンションタイプの場合の分割方法
途中解約すると工事費残債を一括払いしなければならない点に注意
フレッツ光の工事費を分割払いにしたのに、やむを得ぬ事情でフレッツ光を解約しなくてはならなくなった場合は注意が必要です。
初期工事費の支払いが終わる前にフレッツ光を解約する場合は、工事費の残債を一括で支払うことになります。
フレッツ光の解約違約金も合わさると結構な金額になる可能性もあるので、事前にしっかり計算しておきましょう。
なぜフレッツ光の工事費は無料にならないのか?
なんか、光回線の工事費って無料になるような話を聞いたことがあるけど・・・
たしかに工事費が無料になる光回線は増えてきていますが、残念ながらフレッツ光はそういったキャンペーンを展開していません。
仮に、既にある配線設備を利用し工事業者が自宅に来ない無派遣工事になった場合でも、3,300円の工事費は掛かります。
ですので、フレッツ光を契約するのであれば『必ず工事費はかかるものなんだ』ということを頭に入れておいた方がよいでしょう。
自宅向けのインターネット回線なら今フレッツ光を契約するのはおすすめしない
現在NTTは、個人向けは各光コラボレーション事業者に任せ、自社では法人向け営業に力を入れていると言われています。
だから、工事費無料キャンペーンはありませんし、申し込み特典も無し。
つまり、今個人でフレッツ光を申し込んでもほとんどメリットが無いんです。
光回線の選択肢は無数にありますし、『どうしてもフレッツ光が良い』という方以外は他にも目を向けてみた方が良いでしょう。
そこで、参考までに今おすすめの光回線を5つ紹介いたします。
併せてキャッシュバックや月額料金割引が適用できるお得なキャンペーン窓口も記載しておくので、光回線を申し込み予定の方はぜひチェックしてみて下さい。
フレッツ光の工事に関するよくある質問
フレッツ光の工事に関して、よくある質問をまとめました。
建物のオーナーや管理会社へ許可が必要になるのはどんな時?
集合住宅や賃貸物件で光回線の設備が未導入の場合、回線工事で穴あけなどを行う可能性があるため、事前に入線許可が必要になります。
オーナー、または管理会社のどちらかに相談しますが、中には建物に傷がつくのを嫌がってダメと言う方がいるかもしれません。
その場合は根気強く説得するか、もしくは工事不要で導入できるホームルーターなどを検討してみましょう。
工事が出来ない建物ってあるの?
滅多に無いですが、稀に工事ができない建物があります。
例えば、電柱ではなく地下から配線されていて追加で入線できない場合とか、オーナーが建物の外観を損ねたくないから『入線NG』と言うケースです。
この場合はもう光回線は諦めて、ホームルーターやモバイルWi-Fiなどを導入するしか手がなくなってしまいます。
追加工事費がかかる場合もあるの?
通常の工事であれば規定の工事費しかかかりません。
しかし、たとえばONUや無線LANルーターの設置場所を当初の予定とは別の部屋に移したい場合などは、別途配線工事費が発生することがあります。
普通は配管の出口付近にONUを設置します。
しかし、配管の出口とは違う部屋に機器を設置したい場合は、そこまで配線するための工事費用が発生する場合があるということです。
工事が不要な『無派遣工事』になるのはどんな時?
集合住宅の場合、立ち会い不要で費用も安く抑えられる「無派遣工事」になる場合があります。
例えば、前に住んでいた方の配線設備が残っていてそのまま再利用できる場合などです。
お部屋に光コンセントの差込口がある場合は、無派遣工事になる可能性がグッと上がります。
しかし、注意していただきたいのが、光コンセントがあったとしても100%無派遣工事になるわけではないということです。
形だけ残っていて実際は使えないこともありますし、配電盤(MDF)での工事が必要な場合もあります。
詳しくは申し込み後に判明するので、それを待つしかありません。
まとめ
フレッツ光の工事内容、料金、期間などを解説しました。
今回のまとめです。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
工事までの期間 | 1~2か月 | 2~4週間 |
作業時間 | 30分~2時間 | 30分~2時間 |
インターネットの工事を行うにあたって大規模な工事を想像して不安に感じていた方も多いと思いますが、意外とそうでもありません。
フレッツ光だけに限らず、光回線の工事は大体このような流れになります。
NTT東日本/西日本は現在法人向けの営業に力を入れているので、残念ながら個人で申し込んでもほとんどメリットがありません。
自宅にインターネット回線を導入する場合は、他の光回線を選択した方が良いでしょう。