OCN 光は2020年6月11日より、速くて安定したインターネット通信が可能なIPoE(IPv4 over IPv6)が標準装備となりました。
これ、かなり画期的な事なんです!
他の光回線でIPoEを利用するためには、大体別途申し込みや設定が必要になります。
そうするとパソコンやインターネットにあまり詳しくない方は多少速度に不満があっても『まぁこんなものか』と、IPoE接続を申し込まないで使い続けている人もたくさんいらっしゃると思うんですよね。
そもそもIPoEをよく知らない方も多いと思いますし。
でもOCN 光なら知ってる知らないにかかわらず、誰もがIPoE接続で快適にインターネットが出来ちゃうんです。
今後、光回線はOCN 光に倣ってIPoE(IPv4 over IPv6)標準装備がスタンダードになっていくのかもしれませんね。
ということで今回はOCN 光のIPoE(IPv4 over IPv6)について詳しく紹介します。
現在の光回線にご不満をお持ちなら、今が乗り換えのチャンスですよ!
尚、光回線の申し込み窓口に迷っているなら下記の記事がおすすめです。
興味のある方はぜひご覧になってみてください。
なぜOCN 光などインターネット回線は遅くなるのか
皆さん、こんな経験はありませんか?
- お気に入りのHPがなかなか開かない
- 動画を見たいのにクルクル回って動かない・・・
- ゲームのダウンロードに時間が掛かる
あー、もうイライラするっ!という状況ですよね。
なぜこのようにインターネットは遅くなってしまうのでしょうか。
原因はいくつか考えられますが、最も根元にあるのは”接続方式の混雑問題”です。
従来私たちはPPPoEという接続方式でインターネットを利用しています。
PPPoEでインターネットに接続する際は必ず網終端装置という装置を経由しプロバイダ認証を行う必要があるのですが、近年の急激なネット人口の増加やIT家電の増加により、この網終端装置のところで混雑が起きるようになってきました。
イメージにすると高速道路上の料金所が混雑しているような状態ですね。
特に人が多い都心部や、夜間や休日などたくさんの人がインターネットを利用する時間帯は混雑が起きやすく、PPPoE接続方式ではインターネットの速度が出にくくなってしまっているのが現状なのです。
IPoEはPPPoEより速い接続方式
これからもインターネットの利用はどんどん増えていくと思われるのに、こんなに頻繁に混雑が起きてしまっているのは非常にまずいですよね。
このPPPoE方式の混雑問題を解決するために開発されたのがIPoEと呼ばれる新しい接続方式です。
IPoE方式では混雑の原因となっていた網終端装置を経由せず直接インターネットに接続できるようになりました。
先ほどの高速道路のイメージで例えると、料金所が撤廃されスイスイ通れるようになった状態です。
これはどう考えても速いですよね!
しかしこのIPoEにも弱点がありました。
IPoEで閲覧できるのはIPv6に対応している新しいサイトやサービスのみ。
そして世の中にはIPv6よりIPv4に対応しているサイトやサービスの方が圧倒的に多いという事だったんです。
IPv4は、インターネット上で通信するために必要な接続方式
IPv4は、インターネット上で通信するために必要な接続方式です。
約43億個のIPアドレスを割り振ることができますが、インターネットの発展においてすでに満杯に近い状態になってしまい、IPアドレスの枯渇が問題になっています。
最近までスタンダードだったため世の中にあるサイトのほとんどはIPv4に対応しています。
ちなみに、Internet Protocol Version 4の略で、IPを割り当てる仕組みのバージョン4を指します。
IPv6は、インターネット上で通信するために必要な新しい接続方式
IPv6はインターネット上で通信するために必要な新しい接続方式です。
従来、私たちはIPv4という接続方式を用いてインターネットを利用してきました。
しかし、最近のネット人口の増加やIT家電などネットに繋がる機器の増加により、IPv4で発行出来るIPアドレスが枯渇し混雑が起きやすい状況が起きています。
このため利用者が多い夜間や休日はネットに繋がりにくくなったり、速度が遅くなるという現象が起きてしまうわけです。
この状況を打開するために開発されたのがIPv6という新しい接続方式です。
IPv4が43億個のIPアドレスを発行できるのに対して、IPv6は約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)という数の途方もないIPアドレスを発行でき、混雑が起きず快適にインターネット通信ができます。
ちなみに、Internet Protocol Version 6の略で、IPを割り当てる仕組みのバージョン6を指します。
OCN 光はIPoE(IPv4 over IPv6)標準装備!
OCN 光はIPoE(IPv4 over IPv6)標準装備されています。IPoE(IPv4 over IPv6)を利用することで、いつでも安定した速度でインターネットが楽しめます。
前述したように、IPv4接続のIPアドレス枯渇によりIPv6接続が誕生しました。
ただし、IPv6接続ではIPv6対応のサイトしか閲覧できないという別の問題がありました。
世の中のホームページやインターネットサービスはまだIPv4対応のサイトが圧倒的に多く、IPv6接続にしてもほとんどその効果を実感することはできません。
そこで登場したのがOCN 光が標準装備したIPoE(IPv4 over IPv6)です。
IPoEは本来IPv4で閲覧するサイトやサービスもIPv6接続で閲覧できる仕組みのことです。
常時IPoE接続にすることで、いつでも安定した速度でインターネットを楽しむことができます。
OCN 光の常時IPv6接続は設定不要、料金不要!
OCN 光のIPoEは基本的に申し込み不要で利用できます。
他の光コラボレーションは別途申し込みや設定が必要な場合がほとんどなのでこれはすごいですよね!
また初期費用や月額料金も不要。
OCN 光を利用していれば誰でも高速インターネットが可能です!
ただし、一つだけ条件があります。
注意:IPoE対応機器(ルーター)が必要
OCN 光でIPoE (IPv4 over IPv6)方式で接続するためには対応機器、つまりルーターが必要です。
現在ルーターをお持ちでしたらIPoE対応の機器か調べてみましょう。
大抵はルーターの箱やメーカーの製品紹介ページなどに記載されています。
通販の場合は商品画像の中や商品説明欄に書いてある場合が多いです。
対応機器をお持ちでない場合は家電量販店や通販で購入することも出来ます。実は代理店の特典で対応のルーターを貰うと無料だし手っ取り早いです。
尚、OCN 光を利用している場合はIPoE接続環境確認サイトで、自分がIPoE接続になっているかチェックすることができます。
Wi-Fiルーターを無料で手に入れるなら代理店NNコミュニケーションズがおすすめです。
NNコミュニケーションズのWi-Fiルーターは【アイ・オー・データ WN-DEAX1800GR】です。
●新しいWi-Fi規格「Wi-Fi6」搭載
最新規格Wi-Fi6搭載のため、高画質な動画を見ても遅延することがほとんどありません。また家族が同時にネットに繋いでも繋がりづらくなることもありません。高速で安定した速度で動画やゲームを楽しむことができます。
●Wi-Fi6の新機能で同時に繋がり高速化
Wi-Fi6の新機能によりスマホ・パソコン・タブレット・テレビなど同時に通信できるようになりました。従来は各端末ごとに順番に繋げていたため、待機時間がありました。その待機時間がなくなったため、高速で通信することが可能です。
●IPv6接続に対応
ネットワークの混雑を回避できるIPv6接続に対応。これによって休日や夜間など利用者が多く、繋がりにくい時間帯も安定してネットが使えます。
※「Wi-Fi6・IPv6接続って何?」と思った方もいるでしょう。ここでは詳しい説明を割愛します。どちらもインターネットの速度を速くする技術と覚えていただければ大丈夫です。
Wi-Fiルーターの性能を紹介しました。共通点はインターネットの高速化に繋がることです。つまり「動画を見ていると遅い」「ゲームをしてるとカクカクする」「オンラインミーティングで途切れてしまった」そんなあなたの悩みを解消できるWi-Fiルーターなのです。
OCN 光のIPoE(IPv4 over IPv6)利用者の口コミ
それでは最後に実際にOCN 光でIPoE(IPv4 over IPv6)を利用している人の評判を確認してみましょう。
Twitterで『OCN 光 IPoE』で検索してみると・・・お、いました!
常時IPoE接続が話題になったこともあり、たくさんの方が速度を公表していますね。
この時間でこの速度は速い
— rinfird(terupinoちゃんねる兼用) (@rinfird) July 3, 2020
OCN 光の測定結果
・IPv4 PPPoE
下り速度: 440.07Mbps(非常に速い)
上り速度: 547.45Mbps(超速い)
・IPv6 IPoE(OCNバーチャルコネクト)
下り速度: 551.14Mbps(超速い)
上り速度: 591.01Mbps(超速い)https://t.co/97fP4ZHmCt #みんなのネット回線速度
土曜日の昼間、みんながインターネットを使って遅くなりやすい時間帯でも充分な速度が出ているのが分かります。
OCN 光解約しようかなと思ってたけど試しにルーター変えてみるかと思ってWG1200HS3にしてみたらかなり速くなった!IPoE対応にしたことでv4v6通信になったからなのかな。会社から通信費補助も出てるからしばらく様子見て回線契約一つに絞ろう。
— natsuy (@natsuy) June 13, 2020
この方は解約まで検討していたようですが、IPoE対応ルーターに変えたことでかなり早くなったそうです。
OCN 光の測定結果
— はこぬ (@hakonunn) June 29, 2020
・IPv4 PPPoE
下り速度: 388.71Mbps(非常に速い)
上り速度: 630.51Mbps(超速い)
・IPv6 IPoE(OCNバーチャルコネクト)
下り速度: 822.28Mbps(超速い)
上り速度: 376.44Mbps(非常に速い)https://t.co/B3wv9Z748G #みんなのネット回線速度
IPoEの下り速度、822Mbps!
これだけ速ければ動画もサクサク見れちゃいます。
IPoE(IPv4 over IPv6)接続になっているか確認する方法
OCN 光を契約している方は、ご自分の接続がきちんとIPoE(IPv4 over IPv6)になっているかを下記サイトで確認することができます。
- STEP1IPoE接続環境確認サイトの[確認開始]をクリック
- STEP2確認結果が表示されます
確認結果の[IPv4][IPv6]の[接続環境]欄に[IPoE方式]と表示されたら、IPoE(IPv4 over IPv6)でインターネットに接続できているということになります。
【まとめ】OCN 光は快適なネット環境を簡単に作れる
OCN 光で標準装備となったIPv6接続(IPv4 over IPv6)について解説しました。
今記事のまとめです。
特にパソコンやインターネットについてあまり詳しくない人にとって、標準装備はありがたいですよね!
もし現在の回線速度に不満がある場合はOCN 光への乗り換えを検討してみましょう。
尚、光回線をどこで申し込もうか迷っているなら、下記の記事が参考になります。
いくつかある窓口の中からキャッシュバックが貰いやすいなど、失敗のないところを厳選しました。
申し込み窓口の候補として参考にしてみてください。
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