あなたはドコモ光のプロバイダ【ic-net】をご存知でしょうか?
すいません、初めて聞きました
「ic-net」は、東京都千代田区に本社を置くプロバイダ事業者です。
実は1996年からサービスを提供しており、「OCN インターネット」や「@nifty」と同じくらい歴史がある老舗なので、古参ユーザーはもしかすると知っているかもしれません。
ただやはり大手と比較すると、そこまで有名なプロバイダでないのは確かです。
中には、ドコモ光のプロバイダにic-netを選択しようか悩んでいる方もいるかもしれませんが、結論から言えば・・・
【ic-net】は悪くはないけど、そこまでおススメでもないです!
もちろん良い部分もたくさんあるのでダメとは言いませんが、『どうしてもic-netが良い!』という方以外はあえて選ぶ必要は無いでしょう。
ということで、この記事ではドコモ光のプロバイダ【ic-net】のメリットとデメリット、そしてなぜ他のプロバイダのほうがいいのかを解説していきます。
尚、ドコモ光の申し込みに迷っているなら下記の記事がおすすめです。
おすすめの窓口を厳選して紹介しているので、申し込みで失敗しません。
下記の関連記事からおすすめ窓口へアクセスできます。ぜひご覧になってみてください。
ドコモ光のプロバイダにic-netを選択するメリット
まず先に、【ic-net】のメリットを紹介します。
全部で6つあるので順番に見ていきましょう。
1.高速通信が出来るv6プラスが利用できる
ic-netは、『v6プラス』というサービス名で、IPv4 over IPv6の高速通信規格を提供しています。
回線の混雑を避け高速通信を可能にする次世代の通信規格で、休日や夜間などのピークタイムでも快適・高速にインターネットを利用できます。
別途申し込みは必要ですが、オプション料金など一切かからないので安心して下さい。
2.v6プラス対応のWi-Fiルーターが無料でレンタルできる
ic-netでは、契約期間中ずっとプロバイダ接続設定済みのWi-Fiルーターが無料でレンタルできます。
しかも前述の「v6プラス」に対応した機種のため、Wi-Fiでも高速通信が可能です。
ちなみにレンタルされるルーターは、購入するとなると5,000円~10,000円程度するレベルのものなので、かなりの節約になります。
特に、これからWi-Fi環境を整えていこうとしている方にはありがたいサービスです。
3.総合セキュリティサービスが永年無料
インターネットを利用するにあたって欠かせないのがセキュリティ対策です。
ic-netでは、『IC-NET安心セキュリティ』という通常440円/月の総合セキュリティサービスを永年無料で提供してくれます。
セキュリティサービスの無料期間を設けているプロバイダはたくさんありますが、永年無料はなかなか珍しいです。
4.訪問サポートが開通から2回まで無料
インターネットの初期設定は昔に比べだいぶ簡単になってきているとはいえ、パソコン初心者はやっぱり不安でしょう。
ic-netでは、『IC-NET訪問サポート』を2回まで無料で利用できます。
訪問サポート系は「初回無料」のプロバイダが多い中、ic-netは2回、しかも無期限というのがすごいところです。
例えば、初回設定してもらった後に万が一トラブルが起こっても、もう一度無料で見てもらえます。
5.電話や遠隔サポートが無料
- わざわざ来てもらうのはちょっと
- 電話で簡単に相談したい
そんな方のためにic-netでは、『IC-NET安心サポート』が用意されています。
パソコンの操作に関する素朴な疑問や様々なトラブルを、専門スタッフが電話やリモート(遠隔)操作で解決してくれるサービスです。
365日、土日祝日でも9:00~21:00まで対応してくれるのが助かります。
※内容によっては別途追加料金が発生する場合があるので、予約時に確認しましょう。
6.メールアドレスが15個まで無料
ic-netでは「ic-net.or.jp」というドメインのメールアドレスを取得できます。
メールアドレス数 | 15 |
---|---|
メールボックス容量 | 無制限 |
メールアドレスは何と最大15個まで持つことができ、メールボックスの容量も無制限という充実っぷりです。
正直こんなに使うことは無いと思いますが・・・複数のアドレスを使い分けたいという方は会員専用ページから簡単に追加することができます。
ただし、メールボックスの容量は無制限ではあるものの、サーバーの保存期間が60日間しかない点は注意しておきましょう。
ic-netのデメリット
次にic-netのデメリットを確認していきましょう。
申し込みキャンペーンを展開していない
ドコモ光のプロバイダの多くは、申し込み時にキャッシュバックなどが貰えるキャンペーンを展開しています。
ところが、ic-netはなぜか申し込みキャンペーンを展開していないのです。
正直言って、先ほど挙げたic-netのメリットは、他のプロバイダでも同じように受けられるものがたくさんあります。
同じドコモ光を契約するのにも関わらず、一方はキャッシュバックが貰えて、もう一方はキャッシュバックが貰えないなら、やっぱり貰えた方が嬉しいと思いませんか?
ドコモ光の公式キャンペーンはどのプロバイダを選んでも利用できる
ic-netから申し込んでもプロバイダ独自キャンペーンはありませんが、ドコモ光の『公式キャンペーン』が利用できます。
これらはプロバイダや代理店に関わらず、どの窓口から申し込んでも適用可能なんです。
開通工事費が無料!
ドコモ光の回線工事費は、新規申込の場合戸建てタイプで22,000円、マンションタイプなら22,000円と決して安くはありません。
ただし、今ならキャンペーンの『工事費無料特典』により無料になるんです!
戸建て | |
---|---|
マンション |
ちなみに他の光回線の場合、工事費の請求自体はあって、後から数か月かけて工事費と同額分を割り引いていく『実質無料』という仕組みのキャンペーンを展開しているところが多いです。
一方、ドコモ光のキャンペーンは文字通り『無料』で、工事費の請求自体が発生しません。
結局無料になるんだから同じじゃない?
いいえ、これは同じように見えて実は全然違うんです。
実質無料の場合、全ての割引が適用される前に解約してしまうとその時点で割引は終了となり、残りは自己負担となってしまいます。
ドコモ光の場合はそれが無く、いつ解約しても工事費の請求は発生しません。
ドコモスマホとのセット割あり!
ドコモ光セット割は、ドコモのスマホとドコモ光をセットにすることで適用できる割引サービスです。
このサービスが適用されると、何とドコモスマホの月額料金が550円~1,100円永年割引になります。
永年・・・つまり両方のサービスを使い続けている限り、割引がずーっと続くということです!
また、一緒に住んでいるご家族も、離れて暮らすご家族も含めて最大20台まで対象になります。
他社のセット割は有料オプションの光電話への加入が条件になっているケースが多いのですが、ドコモ光セット割の場合は不要です。
単純に、インターネット回線とスマホのブランドをドコモに合わせるだけで割引されます。
また、ドコモ光のセット割は特に申し込みを行う必要が無く、ドコモスマホの名義人がドコモ光を契約するだけで自動的に適用されるのもメリットと言えるでしょう。
※家族のスマホも割引を受けるには『ファミリー割引』で家族グループとして登録が必要です。
ic-netも決して悪くは無いが、もっとお得なプロバイダを選んだ方が良い
ここまでプロバイダ【ic-net】のメリット・デメリットをそれぞれ解説してきました。
メリットの数は多く、特にサポート面が充実している印象はあります。
ただ、これらのメリットは他のプロバイダにも装備されており、それ以外に魅力的なポイントがあるかと言われればそうでもありません。
加えて、他のプロバイダが普通におこなっているキャッシュバックキャンペーンが無いというデメリットは致命的です。
以上のことから結論としては・・・
「ic-netは決して悪くはないが、あえて選ぶプロバイダでもない!」と言えるでしょう。
筆者としてはキャッシュバックが貰えるプロバイダをおすすめします。
お得なプロバイダに契約できるドコモ光のおすすめ窓口
プロバイダの中には特設サイトからドコモ光を申し込むことで、キャッシュバックやWi-Fiルーターの無料レンタルなど、お得な特典が貰えるキャンペーンを展開しているところがあります。
ただ、全てのプロバイダがキャンペーンを実施しているわけではないので、ドコモ光を申し込む予定ならいろいろなプロバイダのホームページをのぞいてみましょう。
でも全部で22社もあるのに選べないよ……
ここではお得なキャンペーンを実施し、おすすめのプロバイダに申し込める窓口を紹介します。ぜひチェックしてみてください。
■ドコモ光×GMOとくとくBB
キャッシュバック | 57,000円 |
---|---|
dポイント | 2,000pt |
キャッシュバック 進呈時期 | 最短5か月 |
dポイント 進呈時期 | 最短4か月 |
GMOとくとくBBは、混雑を避けて高速・快適にインターネットが出来る『v6プラス』を標準装備しているため、速度の評判がとても良いプロバイダです。
また、v6プラスに対応した高性能のWi-Fiルーターを無料でレンタルできる点が人気の秘密でしょう。
無料レンタルできるWi-Fiルーターは3種類の中からお好きなものを選ぶことができ、中には希望小売価格が19,767円もするWi-Fiルーターまであります!
GMOとくとくBBのキャッシュバックは57,000円で、更にdポイントが2,000pt付いてきます。
したがって、GMOとくとくBBからドコモ光を申し込んだ場合、キャッシュバック・dポイント・Wi-Fiルーターをあわせて40,000円以上もお得になると言えるんです!
ちなみに、通常GMOとくとくBBからキャッシュバックを満額受け取るためにはオプション加入が必須となります。しかし、当サイトの下記ボタンから限定ページに行くと、なんとオプションなしでキャッシュバックがゲットできるんです!
ドコモ光を申し込み予定の方は、ぜひ実際に覗いてみて候補に加えてみてはいかがでしょうか。
■ドコモ光公式
dポイント | 20,000pt |
---|---|
dポイント 進呈時期 | 最短4か月 |
申請方法 | 申請不要 |
適用条件 | 特になし |
※特典は予告なく内容を変更(進呈ポイント数の増減含む)もしくは終了となる場合がございます。また、最新の情報および適用条件は「ドコモ光公式ページ」でご確認ください。
株式会社NTTドコモから直接申し込みたいなら公式サイトがおすすめです。
公式サイトから申し込むメリットは何といっても安全に申し込めることです。過去に代理店で嫌な思いをしたことのある方は公式サイトをご検討ください。直接やりとりができるためサポートもしっかりしています。
デメリットはキャッシュバックが現金ではなく、dポイントであることです。
dポイントは使える店が限られるため現金よりは使い勝手が悪いです。
ただ、dポイントが使える店はどんどん増えています。
ほとんどのコンビニで使えますし、ケンタッキーやマクドナルド、松屋・吉野家など、とにかくたくさん使える店舗があります。
「dポイントクラブの街のお店」で使えるお店が一覧になっています。ご覧になって頻繁に利用するお店があったらdポイントをゲットしてみてはいかがでしょう。
■ドコモ光代理店NNコミュニケーションズ
キャッシュバック | 40,000円 |
---|---|
dポイント | 2,000pt |
キャッシュバック 進呈時期 | 最短1か月 |
dポイント 進呈時期 | 最短4か月 |
NNコミュニケーションズは、オプション加入なしでキャッシュバック40,000円です。
NNコミュニケーションズは、以下のような特徴があります。
キャッシュバックは申し込みの際にかかってくる電話で振込口座を伝えます。
それだけで手続きは完了です。ドコモ光に申し込めば必ずNNコミュニケーションズから連絡があります。
したがって、手続きを忘れる心配がないのです。
またNNコミュニケーションズはプロバイダ22社からお気に入りのものを選ぶことができます。
ドコモ光のおすすめ窓口比較表【プロバイダ・代理店・公式】
ドコモ光のおすすめ申し込み窓口3社のキャンペーン内容を比較表にまとめました。
GMOとくとくBBはドコモ光の提携プロバイダ、NNコミュニケーションズは評判の良い人気代理店、最後は運営会社のNTTドコモです。
\当サイト一押し!/ GMO | ドコモ光公式 | NNC | |
---|---|---|---|
キャッシュ バック | 57,000円 | なし | 40,000円 |
dポイント | 2,000pt | 20,000pt | 2,000pt |
適用条件 | メール案内に 従い口座登録 | 特に無し | 特に無し |
進呈時期 | ・CB:5か月 ・dpt:4か月 | dpt:4か月 | ・CB:1か月 ・dpt:4か月 |
公式特典 | 適用可 | 適用可 | 適用可 |
サイト |
表の通り、公式窓口に比べてGMOとくとくBBとNNコミュニケーションズのキャッシュバック額が抜きんでています。
尚、公式窓口の特典はキャッシュバックではなくdポイントのみです。
しかも、このdポイントは【期間限定・用途限定】ですから、『どうしても公式窓口から申し込みたい!』という方以外は避けた方が無難でしょう。
GMOとくとくBBとNNコミュニケーションズの申し込みキャンペーンは、どちらもオプション加入などの条件が無く、かなり優れた内容となっています。
当サイトでは、キャッシュバック額が一番高額なGMOとくとくBBを一押し窓口としました。
ドコモ光の支払いをdカード GOLDにするとdポイントがザクザクたまっておすすめ
還元例 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
dポイント/月 | 500pt | 400pt |
dポイント/年 | 6,000pt | 4,800pt |
さらにドコモスマホの月額料金も1,000円(税抜)につき10%たまります。ドコモ光とスマホのdポイントをあわせれば年間で10,000pt以上ためることができます※1。
- ※1 ahamoを除くドコモケータイ料金およびドコモ光ご利用料金をさします。
- ※1 ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイントです。
- ※1 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
dポイントは「1pt=1円」から利用できるので、買い物の幅が広がり楽しくなるでしょう。今まで高くて買えなかったものも、遠慮せず買えるようになります。
またdカード GOLDにすると、ケータイ補償が3年間最大10万円分つくのも地味に嬉しいです。スマホを水に濡らして修理不能になった経験ありませんか?
スマホは10万円以上しますので、普通に買うとかなりの痛手です。でも大丈夫。
同一機種・同一カラーの携帯電話をdカード GOLDで購入すると、dカードご利用代金の請求額から最大10万円分の金額を減額することで補償されます。このように普通に購入するより安い値段で買える補償つきです。
dカードご利用代金の請求額から補償金額を減額することにより補償いたします。
注意点は年会費が11,000円と高いことです。確かに年会費が高いです。しかしドコモ光とドコモスマホの支払いをdカード GOLDにすることで、年間10,000pt以上もらえます。つまり年会費以上がポイントとして返ってくるので損をすることはありません。
さらにd払いの支払いにdカード GOLDを設定すれば、ポイントの2重取りができます。積極的にdポイントをためるようにすれば、ポイントがバシバシたまっていくので生活も楽になります。
ドコモ光にするなら支払いをdカード GOLDにするのがおすすめです。
ドコモでんき+dカード GOLDでdポイントがさらにたまる
ドコモ光はドコモでんきとの相性がいいです。ドコモでんきの支払いをdカード GOLDにすれば、対象のケータイ料金プランの契約でドコモでんき「Green」の電気料金100円(税抜)ごとに税抜金額の最大10%ポイント還元されます※2。
例えば毎月の電気代が1万円だったら、dポイントが1,000ptたまります。年間で12,000ptです。
- ※2 対象プランは5Gギガホ・ギガライト、ahamoなどです。
- ※2 燃料調整費、再⽣可能エネルギー発電促進賦課⾦は対象外。
- ※2 ドコモでんき提供エリア:全国(ただし沖縄県、島しょ部の一部を除く)
■ドコモでんき「Green」の還元率
ギガホ・ギガライト・ahamo +dカード GOLD | 10% |
---|---|
ギガホ・ギガライト・ahamo +dカード GOLD以外 | 5% |
上記以外 +ドコモ回線に契約していない | 3% |
■ドコモでんき「Basic」の還元率
ギガホ・ギガライト・ahamo | 3% |
---|---|
上記以外 +ドコモ回線に契約していない | 2% |
Greenのデメリットは基本料金が地域電力会社と比べて500円高いことです。しかし、dポイントがたまりまくるので多少高くても気になりません。
電気代が高くなるのを避けたいなら「Basic」を選びましょう。Basicは地域電力会社と同じ料金です。電気代は変わらず、dポイントがたまります。
「ドコモ光+ドコモスマホ+ドコモでんき+dカード GOLD」なら、面白いくらいdポイントがたまります。ドコモ光とドコモスマホの支払いをdカード GOLDにすると毎月の料金(税抜)から10%分がdポイントに還元されます※3。
- ※3 ahamoを除くドコモケータイ料金およびドコモ光ご利用料金をさします。
- ※3 ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイントです。
- ※3 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
例えばドコモ光とドコモスマホの月々の料金が1万円(税抜)だとします。支払いをdカード GOLDにするとdポイントとして毎月1,000pt還元されます。年間で12,000ptです。
ドコモでんきの例で紹介したポイントを加算すると「ドコモ光+ドコモスマホ+ドコモでんき+dカード GOLD」で毎月2,000pt貰えます。年間で24,000ptも受け取れるのです。
dポイントをためるのが楽しくなるくらいザックザクにたまっていきます。少しでも生活を楽にするためにドコモでんきを検討してみてください。
まとめ
ドコモ光のプロバイダの中でも比較的マイナーな【ic-net】のメリットとデメリットを紹介し、選ぶべきプロバイダなのかを考察しました。
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
一見するとメリットのほうが多いので良さそうに思いますが、これらのメリットは他のプロバイダにも標準的に装備されているものです。
逆に、他のプロバイダなら貰えるのにキャッシュバックが一切貰えないというのは、メリットを帳消しにしてしまうくらい致命的なデメリットと言えるのではないでしょうか。
決して悪いプロバイダではありませんが、選ぶ必要性も無いといった印象でした。
どうせドコモ光を申し込むなら、同じようなメリットがあり、さらにキャッシュバックキャンペーンをおこなっているプロバイダを選ぶのが良いでしょう。
尚、ドコモ光をどこで申し込もうか迷っているなら、下記の記事が参考になります。
いくつかある窓口の中からキャッシュバックが貰いやすいなど、失敗のないところを厳選しました。
申し込み窓口の候補として参考にしてみてください。
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