2016年から電力の小売自由化が始まり、さまざまな電力会社の料金メニューを選べるようになったことで、続々と事業者を乗り換える方が増えました。
そんな中、2022年3月からサービスを開始した『ドコモでんき』が注目を集めています。
ドコモスマホやドコモ光を利用中の方だけでなく、単純に電気料金を安くしたいという方も気になっているのではないでしょうか?
実は、ドコモでんきには【Green】と【Basic】という2つのプランが用意されており、それぞれおすすめできる人が違ってきます。
どちらのプランも電気料金に応じてdポイントが還元されるという点で共通していますが、その還元率などが変わってくるのです。
いずれにしても自分の使い方に見合ったプランを選択するのがポイントですね。
この記事では、家電量販店のネット販売員3年・光回線の取り次ぎコールセンター3年・ネット回線専門ライター4年・インターネット関連に携わって10年以上の筆者(望月)が、ドコモでんき2つのプランを比較し、どちらで契約するべきが考察していきます。
また、新規申し込み特典やキャンペーンも紹介しますので、読んでいただければお得な情報をいち早くゲットできるはずですよ。
ドコモでんきGreenはこんな人におすすめ
※1 LNG火力などの電源に非化石証書を使用することでCO2排出量実質0
まずは、ドコモでんき【Green】について解説します。
ドコモでんき【Green】は、一言で言えば・・・
「環境に優しい電気を多く利用しながらdポイントがザクザク貯まるプラン」です。
このプランには大きな特長が3つあります。
1.dポイント最大10%還元
まず、電気料金に応じて還元されるdポイントの還元率が極めて高いことがポイントです。
dポイントの還元率は、「dカード GOLD会員か否か」「ドコモ回線の対象プランの契約有無」によって異なります。
対象ユーザー | 還元率 |
---|---|
dカード GOLD会員 + ドコモ(ギガホ・ギガホライト)、 ahamoユーザーの場合 | 10% |
ドコモ(ギガホ・ギガホライト)、 ahamoユーザーの場合 | 5% |
上記以外プラン、 ドコモ回線を契約していないユーザーの場合 | 3% |
例えば、dカード GOLD会員なら10%も還元されるので、電気代が10,000円/月の場合、年間で12,000ptも貯まる計算になります。
dカード GOLD会員でなくてもドコモユーザーなら5%、ドコモ回線を何も契約していない方でも最低3%のポイントが還元されます。
貯まったdポイントは全国さまざまなお店での買い物に使えるので非常に便利です。
2.CO2排出量実質ゼロのエコプラン
ドコモでんき【Green】は、CO2排出量が実質ゼロの環境に優しいプランです。
これは、非化石証書を使用し、実質的に二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーの電気で提供されるという仕組みです。
ドコモでは、2030年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする『2030カーボンニュートラル宣言』を掲げており、積極的に環境問題へ取り組んでいます。
つまり、ドコモでんき【Green】を選べば、エコな電気が使えるということです。
環境問題への意識が高まっている昨今、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本だからこそ、新電力会社を選ぶ基準に「省エネ」を加えることも大切です。
3.旧電力会社からの切り替えがカンタン
もう1つは、現在利用している電力会社からの切り替えがとても簡単なことです。
- STEP1ドコモでんき申し込み
ドコモでんきを申し込みます。申し込みはキャッシュバックなどキャンペーンを展開している窓口がおすすめです。
- STEP2スマートメーターの交換
従来の電力メーターを新しいスマートメーターに交換します。
専門業者がおこなうため立ち合いは不要です。 - STEP3利用開始
直近の検針日をもって切り替えが完了します。
旧電力会社への解約連絡も不要で、切り替え期間中に電気が止まることもないので安心して下さい。
ご覧の通り、申し込みさえ完了してしまえばあとは勝手にやってくれるので、特に何もすることはありません。
もちろん初期費用やメーター交換費用なども0円です。
ただ、申し込み時に「供給地点特定番号」と「お客さま番号」の2つの情報が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
供給地点特定番号とお客様番号は、各地域電力会社が発行する検針票やWEBで確認することができます。
ドコモでんきBasicはこんな人におすすめ
続いて、もう一つのドコモでんき【Basic】について解説します。
ドコモでんき【Basic】は、一言で言えば・・・
「電気代は今と変わらないけどdポイントがコツコツ貯まるプラン」です。
「電気代が同じなら変える意味が無いのでは?」
そんなことはありません。
最大のメリットは、電気料金に応じてdポイントが還元される点です。
dポイントの還元率は、「ドコモ回線の対象プランの契約有無」によって異なります。
対象ユーザー | 還元率 |
---|---|
ドコモ(ギガホ・ギガホライト)、 ahamoユーザーの場合 | 3% |
上記以外プラン、 ドコモ回線を契約していないユーザーの場合 | 2% |
ドコモユーザーなら3%、ドコモ回線を何も契約していない方でも最低2%のポイントが還元されます。
例えば、ドコモ回線を持っていない人でも、電気代が5,000円/月の場合、月間100ptが付与されるので年間で1,200pt貯まる計算になります。
このように誰にでもdポイントが還元されるため、単純にメリットしかありません。
ドコモでんきGreenとBasicの違い
ドコモでんきそれぞれのプランの特長やメリットが把握できたところで、もう少しポイントを絞ってGreenとBasicの違いを説明します。
プラン比較 | Green | Basic |
---|---|---|
基本料金 | 地域電力 +500円 | 地域電力と同額 |
電力量料金 | 地域電力と同額 | 地域電力と同額 |
初期費用・解約金 | 0円 | 0円 |
dポイント還元率 | 最大10% | 最大3% |
特徴 | CO2排出量実質0 | ー |
わかりやすい違いは3つあります。
1つ目は、「基本料金」の違いです。
実は私たちが払っている電気料金は、「基本料金」と「電気量料金」の2つが合わさった金額で請求されており、ドコモでんきもその仕組みは同じです。
しかし、Greenプランにおいては、決められている金額にプラス500円加算されたものが基本料金となっています。
つまり、Basicプランと比較すると単純に基本料金が500円高くなるわけです。
電力量料金は全く同じです。
2つ目は、「dポイント還元率」の違いです。
ドコモでんき最大のメリットは、GreenとBasicどちらのプランを選んでもdポイントが還元されることです。
ただし、Basicプランでは還元率は2%~3%なのに対し、Greenプランでは3%~10%の還元率となっています。
つまり、最大で8%もの差があるわけです。
3つ目は、「CO2排出量」の違いです。
一般的に電気を作る時には石油や石炭などのエネルギーを使うため、その際に二酸化炭素が排出されます。環境にあまり良くないですよね。
Basicプランは少なくともCO2を排出しますが、Greenプランは太陽光・風力・地熱などの再生可能エネルギーを使っているので、CO2排出量が実質的にゼロになります。
したがって、Greenプランのほうが環境に優しいということになります。
【注意】ドコモでんきGreenの料金は地域電力会社より500円高い
上記3つの違いのうち、やはり注目するべきは基本料金の違いです。
前述したように、ドコモでんきBasicは地域電力と同額なのに対し、ドコモでんきGreenは地域電力にプラス500円が基本料金となっています。
つまり、ドコモでんきGreenプランは今の電気代よりも確実に高くなるわけです。
電気代を純粋に安くしたいと考えている方には、正直なところドコモでんきGreenプランはおすすめできません。
しかしこの500円高くなった穴を埋めるのが、「dポイント還元」です。
年間6,000円分以上のdポイントが還元されればお得ということになります。
簡単なシミュレーションをしてみましょう。
dカード GOLDを持ち10%還元を受ければ、たとえ電気利用量が少なかったとしても年間6,000ポイント以上還元されます。
また、dカード GOLDを持っていなかったとしてもドコモユーザーで且つ電気利用量が多ければ6,000ポイント以上還元されますね。
しかし、還元率が5%・3%の方で電気利用量が少ない場合、還元ポイント額が上乗せされた年間基本料金6,000円を下回る可能性があるので注意が必要です。
したがって、Greenプランはdカード GOLDを取得し10%還元がマストであると言えます。
最大限お得にするならドコモ光+ドコモでんきGreen+dカード GOLD
「ドコモでんき」と「dカード GOLD」の組み合わせがいかにお得でポイントがたくさん貰えるのかがわかったと思います。
どうせなら自宅のインターネット回線も「ドコモ光」にして、
【通信費】【光熱費】【支払い】を全てドコモにまとめてみませんか?
このように、ドコモ光料金に対して10%、ドコモでんき料金に対して10%、それぞれポイントが還元されます。
したがって、年間で17,040ポイントも貯まるんです!
ドコモ光が申し込みできる窓口はたくさんありますが、おすすめはWEB代理店経由です。
その中でも『GMOとくとくBB』は、お得なキャッシュバックキャンペーンをおこなっているのでチェックしてみましょう。
申し込みにおすすめの窓口はGMOとくとくBB
キャッシュバック | 60,000円 |
---|---|
dポイント | 2,000pt |
キャッシュバック 進呈時期 | 最短5か月 |
dポイント 進呈時期 | 最短4か月 |
GMOとくとくBBは、混雑を避けて高速・快適にインターネットが出来る『v6プラス』を標準装備しているため、速度の評判がとても良いプロバイダです。
また、v6プラスに対応した高性能のWi-Fiルーターを無料でレンタルできる点が人気の秘密でしょう。
無料レンタルできるWi-Fiルーターは3種類の中からお好きなものを選ぶことができ、中には希望小売価格が19,767円もするWi-Fiルーターまであります!
GMOとくとくBBのキャッシュバックは60,000円で、更にdポイントが2,000pt付いてきます。
したがって、GMOとくとくBBからドコモ光を申し込んだ場合、キャッシュバック・dポイント・Wi-Fiルーターをあわせて62,000円以上もお得になると言えるんです!
ちなみに、通常GMOとくとくBBからキャッシュバックを満額受け取るためにはオプション加入が必須となります。しかし、当サイトの下記ボタンから限定ページに行くと、なんとオプションなしでゲットできるんです!
ドコモ光を申し込み予定の方は、ぜひ実際に覗いてみて候補に加えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ドコモでんきGreenとBasic2つのプランを比較し、それぞれのプランがどんな人におすすめなのか解説してきました。
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
2つのプランの決定的な違いは「dポイント還元率」です。
Greenプランは最大10%、Basicプランは最大3%ですから、ドコモユーザーであれば間違いなくGreenプランがおすすめです。
そして、せっかくなら自宅のインターネット回線もドコモ光にして、【通信費】【光熱費】【支払い】を全てドコモにまとめちゃいましょう。
「ドコモ光+ドコモでんきGreen+dカード GOLD」という最強の組み合わせなら、dポイントがザクザク貯まるので断然おすすめですよ!
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