NURO光と光コラボレーションはどちらがおすすめ？速度や工事内容などを比較してみた

『ドコモ光やソフトバンク光』なんかと『NURO光』は回線が違うって聞いたけど、どっちを選んだ方が良いのかな？

ドコモ光やソフトバンク光など、日本の多くの光回線は、実はNTTのフレッツ光回線を借りて運用していて、これらをまとめて『光コラボレーションサービス』と呼びます。

一方、NURO光はフレッツ光回線ではなくNTTの予備回線網『ダークファイバー』を利用しているため、光コラボレーションサービスとは別物です。

では、自宅に光回線を導入するなら、このどちらがおすすめなのかという問題ですが・・・正直言いまして、あなたの環境や重視する事によって変わります。

それぞれリストにまとめました。

この記事では、光コラボレーションとNURO光の違いと、それぞれどんな方に向いているのかを詳しく紹介いたします。

光回線選びで悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

尚、NURO光の申し込みに迷っている方には、下記の記事がおすすめです。

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NURO光と光コラボレーションの違い

NURO光と光コラボレーションサービスの違いを5つにまとめました。

一つずつ見ていきましょう。

1.利用している回線が違う

NURO光と光コラボレーションは、どちらもNTTの光回線網を利用していますが、回線の性質が異なります。

光コラボレーションが利用しているのは、フレッツ光用に全国に張り巡らされた光回線網で、それをたくさんの光回線サービスでシェアしているイメージです。

一方、NURO光は、NTTが普段使っていない予備回線の『ダークファイバー』を利用しています。

ほぼNURO光の専用回線となっているため、多くのサービスで一本の光回線をシェアする光コラボレーションに比べて余裕があり、それがNURO光の速度の評判に繋がっていると考えられます。

2.対応エリアが違う

フレッツ光回線を利用している光コラボレーションは、日本全国すべての都道府県で契約可能です。

また、マンションやアパートなどの集合住宅に専用設備が導入されているケースも多く、『光コラボレーションを契約したいけど出来ない』ということはあまりありません。

一方、NURO光の対応エリアはまだ限定的です。

上記以外の県にお住まいの方は、残念ながらNURO光を選択肢に入れることが出来ません。

※NURO光の対応エリアは、今後順次拡大していくと思われます。

3.最大通信速度が違う

公式が公表している最大通信速度で比較すると、NURO光は光コラボレーションサービスの2倍速いということになります。

これは、NURO光が従来より速い伝送技術の『G-PON』を採用しているためで、確かに速度の評判はとても良いです！

ただし、各光回線サービスが公表している『最大通信速度』は、最高の環境・条件を整えればここまでの速度が出るはずだという理論値で、実際に家庭でその速度が出るわけではありません。

そこで、NURO光と主要な光コラボレーションサービスの平均実測値を表にまとめました。

※2022年5月24日の『みんなのネット回線速度 光回線の通信速度ランキング』から引用

環境によって速度は変わるためあくまで参考ですが、実測値においてもNURO光が速いことが分かります。

4.開通工事の内容と回数が違う

NURO光も光コラボレーションも、電柱を走る光ファイバーを宅内に引き込むことで高速通信を可能にするサービスのため、導入時には工事が必須です。

その際、光コラボレーションは大抵1回の工事で完了しますが、NURO光は2回の工事を行わなければなりません。

これは、屋内と屋外で工事を担当する会社が異なるためです。

NURO光は2回の工事を行う分、光コラボレーションに比べて開通まで長くかかるケースが多いと言われています。

5.他社回線へ乗り換える際の簡単さが違う

光コラボレーションを契約している方は、他の光コラボレーションに乗り換える際、工事不要・工事費も無しで乗り換えることができます。

光コラボレーション同士ならどちらも同じフレッツ光回線を利用しているので、そのまま流用できるためです。

例えば、楽天ひかり⇒ドコモ光、ソフトバンク光⇒ビッグローブ光のようなケースで、この仕組みを『事業者変更』と言います。

一方、NURO光は他社とシェアできない回線を利用しているため、乗り換える際は必ず開通工事が必要です。

NURO光と光コラボレーションはどちらがおすすめ？

NURO光と光コラボレーションの違いを基に、NURO光と光コラボレーションはそれぞれどういった方におすすめなのかをまとめました。

NURO光がおすすめな方

下記項目に当てはまる方はNURO光がおすすめです！

NURO光は速度が速く、主要な光回線と比較すると月額料金も安いです。

また、自分や家族がソフトバンクスマホを利用している場合は、スマホの月額料金が割引になるセット割を組むことが出来ます。

コストパフォーマンスに非常に優れているため、対応エリアにお住まいでしたら基本的にNURO光がおすすめです。

ただし、開通までに時間が掛かってしまうケースが多いため、それまでぐっと我慢できる方のほうが向いているでしょう。

光コラボレーションがおすすめな方

光コラボレーションは、フレッツ光や他社光コラボレーションから工事不要で乗り換えることが出来ます。

ですので、現在フレッツ光や光コラボレーションを利用している方、また2～3年毎に光回線を乗り換えたいと考えている方におすすめです。

また、auやドコモ、楽天モバイルなどのキャリアスマホとセット割を組める光コラボレーションも多々あるため、自分や家族がそれらのスマホを利用している場合は大きな割引が受けられます。

尚、NURO光に比べるとどうしても速度は劣りますが、動画配信者や大容量のオンラインゲームを遊ぶような方でなければ、実生活において困ることはほぼありません。

NURO光のキャッシュバックキャンペーン

キャッシュバック 特典	60,000円
キャッシュバック 進呈時期	開通11か月後の15日以降

NURO光は代理店があまりなく、実は公式サイト（So-net）から申し込むのが一番お得です！

So-netのキャンペーンサイトから申し込むことで、なんと60,000円もの高額キャッシュバックが受け取れます。

開通11か月後15日に、キャッシュバックの「受取手続きのご案内」のメールが届くので、45日以内にマイページから受取口座の指定をしましょう。

また、公式特典として工事費相当額が分割され月額料金から割引されるため、最終的に実質無料となる点も非常に魅力的です。

おすすめの光コラボレーションサービス3選

1.ソフトバンク光

エヌズカンパニーは、実際に申し込んだ方からのレビュー（感想）がとても良い代理店です。

また、ソフトバンクから表彰されており、実績も充分！

エヌズカンパニーのキャンペーン特典はオプションに加入する必要がありません。
そのため、月額料金が高くなることなくスッキリした内容で申し込めます。
エヌズカンパニーの詳細はこちらをご覧ください。

2.ドコモ光

GMOとくとくBBは、混雑を避けて高速・快適にインターネットが出来る『v6プラス』を標準装備しているため、速度の評判がとても良いプロバイダです。

また、v6プラスに対応した高性能のWi-Fiルーターを無料でレンタルできる点が人気の秘密でしょう。

無料レンタルできるWi-Fiルーターは3種類の中からお好きなものを選ぶことができ、中には希望小売価格が19,767円もするWi-Fiルーターまであります！

GMOとくとくBBのキャッシュバックは60,000円で、更にdポイントが2,000pt付いてきます。

したがって、GMOとくとくBBからドコモ光を申し込んだ場合、キャッシュバック・dポイント・Wi-Fiルーターをあわせて62,000円以上もお得になると言えるんです！

ちなみに、通常GMOとくとくBBからキャッシュバックを満額受け取るためにはオプション加入が必須となります。しかし、当サイトの下記ボタンから限定ページに行くと、なんとオプションなしでゲットできるんです！

ドコモ光を申し込み予定の方は、ぜひ実際に覗いてみて候補に加えてみてはいかがでしょうか。

3.ビッグローブ光

ビッグローブ光を公式サイトから申し込むと、下記2種類の特典から好きな方を選んで受け取ることができます。

キャッシュバックは『新規』『転用』『事業者変更』に差がなく、どのパターンで申し込んでも85,000円受け取ることができるのがメリットです。

ただし、振り込まれるのがビッグローブ光を申し込んでから12か月後と長いです。

その点が気にならなければ申し込みを検討するといいでしょう。

月額料金割引は手続き不要で、12か月間割引されます。

確実にキャンペーンの恩恵を受けたいなら月額料金割引を選びましょう。

ただし、月額料金割引の総額はキャッシュバックより金額が低いです。

また、月額料金割引は新規と事業者変更の方が対象で転用の方は利用できません。

＞その他の光回線も気になる方はこちら

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i-toranomaki.com

2023.11.15

光コラボレーションはなぜできたのか

『光コラボレーション』は、NTT東日本・西日本が運営している『フレッツ光』の回線をプロバイダや携帯事業者に卸売りし、それを受けた事業者が自社のサービスとセットにして提供しているインターネットサービスです。

元々NTTは、自社で運営している『フレッツ光』の直販に力を入れていました。

ところがある時方針転換し、2015年2月1日からフレッツ光回線を各販売事業者に卸売りするようになったのです。

これは推測ですが、どうもNTTは自社のフレッツ光回線を法人向けに特化させ、個人客は他事業者に任せたいと考えている節があります。

理由はともあれ、自社で光回線を張り巡らせるのは膨大なコストと時間が掛かりますから、それを全てNTTに任せ、その他のサービスやキャンペーンに注力できる光コラボレーションは事業者にとってメリットがありました。

そのため、数多くの事業者が光コラボレーションに参入しています。

有名どころだとドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光などが光コラボレーションです。

また、回線とプロバイダを別々に契約しなければならなかったフレッツ光と違い、光コラボレーションは契約を一本化できるため月額料金が安くなり、魅力的なキャンペーンやサービスを提供する事業者も多いため、利用者にとってもメリットがあります。

まとめ