auひかりは皆さんご存知、KDDIが独自に提供している光回線です。
Asahiネット光は、株式会社朝日ネットがフレッツ光回線をNTTから借り受け提供を開始したプロバイダがセットになっている光コラボレーション回線のひとつです。
この2つの回線を比較することはあまりないかもしれませんが、この記事ではあえて比較をしながらどのような方がどちらの回線がおすすめなのか決着を付けたいと思います。
今回、auひかりとAsahiネット光の「月額料金」「工事費」、そして月額料金と工事費を合わせた「3年間の合計」と「スマホのセット割」の4項目で比較しました。
結果がこちらです!
これからネット回線の導入や乗り換えを検討中の方に、この2社をさまざまな角度から比較し、それぞれのメリットデメリットなどを詳しく解説していきます。
尚、auひかりの申し込みに迷ったら下記の記事がおすすめです。
窓口を厳選して3社紹介しました。
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auひかりとAsahiネット光の知名度比較
単純にこの2社の知名度を比べると、
auひかり | ★★★★★★★★★★ |
---|---|
Asahiネット光 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
くらいの差があると思って下さい。
試しに過去30日間でTwitterでこの2社のキーワードがそれぞれ何回呟かれたか調べたところ、auひかり2,845件に対してAsahiネット光は1件でした(2021年7月9日時点)。
auひかりは大手携帯3社のうちのひとつでありユーザー数も多く、独自回線を使っているため通信速度の評判もすこぶる良いですから、雲泥の差が出るのは当然とも言えます。
auひかりとAsahiネット光の月額料金比較
早速ですが、「auひかり」と「Asahiネット光」の月額料金を比較してみましょう。
ホームタイプ
まずは、auひかりとAsahiネット光のホームタイプの月額料金を比較します。
auひかり | 5,610円 |
---|---|
Asahiネット光 | 5,698円 |
ご覧いただいてわかるように、ホームタイプの月額料金はauひかりのほうがわずかに安いです。
しかし現在、Asahiネット光は月額料金が割引されるキャンペーンを実施しています。
それが「スタートキャンペーン」です。
これはかなり魅力的なキャンペーンですね。
このキャンペーンを適用することで、ホームタイプの月額料金はAsahiネット光のほうが安くなります。
マンションタイプ
続いて、auひかりとAsahiネット光のマンションタイプの月額料金を比較します。
auひかり | 4,180円 |
---|---|
Asahiネット光 | 4,488円 |
マンションタイプの月額料金もやはりauひかりのほうが安いですが、ホームタイプと同様にAsahiネット光はスタートキャンペーンが適用できます。
やはりキャンペーン適用で逆転してしまいましたね。
結局のところ、ホームタイプでもマンションタイプでも、月額料金はauひかりよりAsahiネット光のほうが安くなるということです。
auひかりとAsahiネット光の初期工事費比較
次に、「auひかり」と「Asahiネット光」の初期工事費を比較してみましょう。
ホームタイプ
まずは、auひかりとAsahiネット光のホームタイプの工事費を比較します。
auひかり | 41,250円 |
---|---|
Asahiネット光 | 19,800円 |
auひかりの方がめちゃくちゃ高いですね・・・
しかし、auひかりホームタイプの工事費は光回線とひかり電話を同時に申し込むことで初期費用相当額割引が適用され同額分が割り引かれるため、最終的に実質無料となります。
※auひかり電話に加入しない場合は、ネット回線分の22,000円割引にしかならず、工事費のうち19,250円分は自費で負担しなければならなくなる点には注意が必要です。
一方、Asahiネット光のホームタイプ工事費も先程のスタートキャンペーンを適用すると、工事費相当額がキャッシュバックされ実質無料になります。
マンションタイプ
続いて、auひかりとAsahiネット光のマンションタイプの工事費を比較します。
auひかり | 33,000円 |
---|---|
Asahiネット光 | 16,500円 |
マンションタイプの工事費もauひかりのほうが2倍高いです・・・
しかし、やはりauひかりのマンションタイプ工事費も、ホームタイプ同様に初期費用相当額割引が適用され実質無料になります。
ちなみに、auひかりのマンションタイプはホームタイプと違い、ひかり電話に申し込まなくても工事費が無料となります。
一方、Asahiネット光のマンションタイプ工事費もホームタイプ同様スタートキャンペーンを適用すると、工事費相当額がキャッシュバックされ実質無料になります。
したがって、初期工事費の部分ではこの2社に差は付かないという結論になりました。
auひかりとAsahiネット光の3年間合計比較
月額料金と工事費を比較した結果、以下のようになりました。
ただこれはあくまでも短期的な視点で比べたものなので、次は3年間という長期的なスパンで2社を比較してみましょう。
ホームタイプ
まずは、ホームタイプの3年間合計金額を見てみましょう。
auひかり | 217,800円 |
---|---|
Asahiネット光 | 188,616円 |
3年間合計で見ると、ホームタイプではAsahiネット光のほうが安いです。
以外にも結構な差が開きましたね。
これはauひかりのホームタイプが、ひかり電話もセットでないと工事費がすべて割り引かれないため、単純に月額料金が高くなってしまっているからです。
また、Asahiネット光はスタートキャンペーンが24か月で終わった後、3年目以降は「かんしゃ割」が適用され100円/月の割引が受けられるのです。
つまり、戸建てにお住まいで且つ固定電話も使わない方は、Asahiネット光のほうが3年間総額でお得という結果になりました。
マンションタイプ
続いて、マンションタイプの3年間合計を見ていきましょう。
auひかり | 150,480円 |
---|---|
Asahiネット光 | 150,336円 |
マンションタイプに関しては、3年間で比較してもほとんど差はありませんでした。
したがって、集合住宅にお住まいの方であれば、知名度と速度の評判が良いauひかりのほうがおすすめかもしれませんね。
auひかりとAsahiネット光のスマホセット割比較
これまでの3項目の比較では、総合的にAsahiネット光のほうが安いという結果になっています。
しかし、「スマホのセット割」を含めて比較していくと少し状況が変わってきそうです。
auひかりはauスマートバリュー
auひかりのスマホセット割は「auスマートバリュー」です。
「auスマートバリュー」は、auひかり+ひかり電話とauスマホをセットで利用することで、スマホの月額料金が割引になるサービスです。
割引額はauスマホ1台あたり月間550円〜1,100円で、ご家族のスマホやタブレットなども併せて、最大10回線まで割引対象になります。
さらに、「auスマートバリュー」は、離れて暮らしている50歳以上のご家族も割引対象にすることが出来ます。
したがって、自分以外にもauスマホを利用している家族が多いほど割引額も比例して多くなっていくため、「auスマートバリュー」が組めるauひかりのほうがお得ということになります!
Asahiネット光はauセット割
一方、Asahiネット光のスマホセット割は、「auセット割」です。
「auセット割」は、auひかりの月額料金から毎月最大1,320円割引になるサービスです。
しかしこの「auセット割」は、「auスマートバリュー」のように家族のスマホを登録することができず、対象はauひかりの契約者となるあなたのスマホのみです。
例えば、「auセット割」は毎月1,320円以上割引になることはありませんが、「auスマートバリュー」なら10回線登録すれば毎月最大11,000円割引となるんです。
また、「auセット割」を適用した場合、前述の「スタートキャンペーン」と「かんしゃ割」と重複して適用することができません。
これは大きなデメリットになってしまいます。
したがって、スマホとのセット割を含めて比較した場合、auスマホの台数が多いほどAsahiネット光よりauひかりのほうがお得になるわけです。
他社回線からの乗り換えで解約違約金が発生する場合はauひかりのキャンペーンを活用しよう
現在他社のネット回線を利用中の方は、乗り換えに当たり元の回線事業者のほうで解約違約金が発生する可能性があります。
そんな時はauひかりに乗り換えをして、キャンペーンを利用すれば発生した解約違約金が戻ってきますよ。それが「乗り換えスタートサポート」です!
auひかりの乗りかえスタートサポートとは、他社インターネット回線の解約時にかかる違約金相当額をKDDIが還元してくれるキャンペーンです。
還元内容1:他社回線の解約違約金を還元
auひかりに乗り換える際に掛かる、他社インターネットサービスやモバイルデータ通信端末の解約違約金を最大30,000円(※1)まで還元してくれます。
還元方法はこちら。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
au PAY 残高へのチャージ または郵便為替での還元 | 最大 10,000円 (※1) | 最大 10,000円 (※1) |
月額利用料への還元 | - | 最大 20,000円 |
他社回線の解約違約金、工事費残債、回線撤去費用、他社モバイルデータ通信端末の割賦金残債、番号ポータビリティ手数料、NTT加入権電話のアナログ戻し費用などが還元対象です。
還元内容2:上乗せキャッシュバック
乗りかえスタートサポートはauひかりの公式キャンペーンですが、特定の代理店窓口からauひかりを申し込むことで、更に上乗せキャッシュバックが受け取れます。
特典1の他社解約違約金の還元が適用されれば、下表の金額が郵便為替、またはau PAY 残高へのチャージに上乗せされます。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
上乗せ キャッシュバック | 20,000円 (※2) | 10,000円 (※2) |
- ※1 au PAY残高へのチャージは不課税。郵便為替・月額利用料への還元は税込
- ※2 au PAY残高へのチャージは不課税。郵便為替への還元は税込
ですので、出来るだけ上乗せキャッシュバックに対応している代理店窓口を選んで申し込むようにしましょう。
ちなみに、還元分は違約金相当額までしか受け取れませんが、上乗せキャッシュバックは満額受け取れます。
ですので発生した違約金が少額でも、面倒くさがらずに乗りかえスタートサポートを適用した方がお得です!
auひかりの申し込み窓口比較表【代理店とプロバイダ】
auひかりのおすすめ申し込み窓口3社のキャンペーン内容を比較表にまとめました。
NNコミュニケーションズとフルコミットは人気代理店、GMOとくとくBBはauひかりの提携プロバイダです。
\当サイト一押し!/ NNC | フルコミット | GMO | |
---|---|---|---|
キャッシュ バック ネット+電話 | 132,000円 | 63,000円 | 94,000円 |
キャッシュ バック ネットのみ | 61,000円 | 53,000円 | 82,000円 |
適用条件 | 特に無し | auスマートバリュー の加入 | 特に無し |
進呈時期 | 1カ月 | 1カ月 | 12ヵ月目と24カ月目 |
公式特典 | 適用可 | 適用可 | 適用可 |
サイト |
表の通り、キャッシュバック額ではGMOとくとくBBが抜きんでています。
ただし、貰えるまでの期間が長く、受取月に特典申請を行わなければならないため『貰い忘れ』のリスクがある点に注意が必要です。
一方、代理店のNNコミュニケーションズは、特典申請不要・最短1カ月でキャッシュバックが受け取れます。
そのため、当サイトではNNコミュニケーションズをおススメとさせていただきました!
まとめ
今回は、これからネット回線の導入や乗り換えを検討中の方に、「auひかり」と「Asahiネット光」をさまざまな角度から比較し、それぞれのメリットデメリットなどを詳しく解説してきました。
最後にもう一度要点をおさらいしておきましょう。
単純にキャンペーンを利用した時の総額だけで比べるとAsahiネット光のほうが若干安くなりますが、auスマホが複数台あるなら「auスマートバリュー」が組めるauひかりがお得だという事が良く分かりました。
auひかりをどこで申し込もうか迷っているなら、下記の記事が参考になります。
いくつかある窓口の中からキャッシュバックが貰いやすいなど、失敗のないところを厳選して選びました。
申し込み窓口の候補として参考にしてみてください。
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