NTTが運営しているフレッツ光は、日本で一番使われているシェアナンバーワンの光回線です。
これから光回線を導入しようと考えている場合、まず最初にフレッツ光を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フレッツ光の西日本エリアに特化して、プラン内容、月額料金、初期費用、オプション料金などをまとめて解説していきます。
申し込む前に、どのくらいの料金が掛かるものなのかを把握しておきましょう!
尚、個人でフレッツ光回線を使いたい方には、『光コラボレーション・サービス』をおすすめいたします。
フレッツ光回線の品質・速度はそのままで、個人向けの魅力的なキャンペーンやサービスをたくさん受けられるからです。
下記記事で、おすすめの光コラボレーションサービスとお得なキャンペーン窓口を紹介していますので、興味がありましたらぜひ確認してみてください。
NTTフレッツ光西日本のプラン内容と月額料金
フレッツ光西日本の料金プランは、定額・使い放題の『フレッツ光ネクスト』と、従量課金制であまりインターネットを使わない方向けの『フレッツ光ライト』があります。
また、戸建てか、マンションなどの集合住宅かで分けられ、更に法人向けもあるので、合計5種類の料金プランになります。
一つ一つの内容と月額料金を見ていきましょう!
フレッツ光ネクスト ファミリースーパーハイスピード隼の月額料金
【ファミリースーパーハイスピード隼】は、一戸建て向けの標準プランです。
マンションタイプの設備が導入されていない集合住宅の場合もこちらのファミリータイプでの契約となります。
ファミリータイプ共通 | |
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月額料金 | ~23か月目:4,730円 24か月目~:4,521円 |
※光はじめ割適用時の料金です。
※別途プロバイダ料金が掛かります。
フレッツ光ネクスト マンションスーパーハイスピード隼の月額料金
【マンションスーパーハイスピード隼】は、マンションにすでにフレッツ光の設備が導入されている場合のみ契約できるプランです。
マンションタイプは、同一の建物内で契約が見込める軒数の3パターンと、3つの配線方式の組み合わせで決まります。
配線方式は建物ごとに決まっていて、見込み軒数はNTTが決めます。
つまり、集合住宅(マンション)向けプランは基本的に自分で選ぶことができません。
光配線方式・VDSL方式の料金
プラン1 | 通常料金 4,070円 ⇒光はじめ割適用1,2年目料金 3,575円 ⇒光はじめ割適用3年目以降 3,388円 |
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プラン2 | 通常料金 3,520円 ⇒光はじめ割適用1,2年目料金 3,135円 ⇒光はじめ割適用3年目以降 2,948円 |
プランミニ | 通常料金 4,950円 ⇒光はじめ割適用1,2年目料金 4,345円 ⇒光はじめ割適用3年目以降 4,092円 |
※別途プロバイダ料金が掛かります。
LANケーブル方式の月額料金
プラン1 | 通常料金3,100円 ⇒光はじめ割適用1,2年目料金 2,915円 ⇒光はじめ割適用3年目以降 2,728円 |
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プラン2 | 通常料金 2,600円 ⇒光はじめ割適用1,2年目料金 2,475円 ⇒光はじめ割適用3年目以降 2,288円 |
プランミニ | 通常料金 3,900円 ⇒光はじめ割適用1,2年目料金 3,685円 ⇒光はじめ割適用3年目以降 3,432円 |
※別途プロバイダ料金が掛かります。
LAN配線方式は光配線方式やVDSL方式に比べて少し安いです。
マンションタイプの配線方式は通信速度にも関わってくるので、契約前にお住まいの建物がどのタイプを導入しているか事前に確認しておきましょう。
フレッツ光ライト ファミリータイプの月額料金
【フレッツ光ライト】は、まず基本料金が決まっていて、そこからインターネットを利用した分だけ、上限料金まで月額料金が上がっていく二段階定額制プランです。
ライトもファミリータイプとマンションタイプで料金設定が異なります。
こちらはファミリータイプの料金です。
基本料金 | 320MBまで 3,080円 |
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従量課金 | 320~1,320MBまで 30.8円/10MB |
上限料金 | 1,320MB以上 6,160円 |
※別途プロバイダ料金が掛かります。
ライトという安くなりそうな名前が付いていますが、実は最大(1,320MB)まで使うと定額制のネクストの方が安くなるんです。
スマホで考えると月に1.3GBなんてあっという間に使ってしまうし、基本的にはネクストでの契約をお勧めします。
インターネットをほとんど使わなかったり、ひかり電話しか使わないつもりなら、ライトでの契約もアリかもしれません。
フレッツ光ライト マンションタイプの月額料金
ライトのマンションタイプもファミリータイプ同様、二段階定額制となります。
基本料金 | 320MBまで 2,420円 |
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従量課金 | 320~1,110MBまで 30.8円/10MB |
上限料金 | 1,110MB以上 4,840円 |
※別途プロバイダ料金が掛かります。
こちらも上限の1,110MBまで使うとネクストの方が安くなります。
フレッツ光ネクスト ビジネスタイプの月額料金
【フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ】は、法人や個人事業主を対象としたプランです。
最大通信速度概ね1Gbpsの快適なインターネットサービスが利用できます。
月額料金 | 通常料金 45,210円 ⇒フレッツ・あっと割引適用時 40,810円 |
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※別途プロバイダ料金が掛かります。
フレッツ光 西日本の割引キャンペーン
フレッツ光には、月額料金割引が受けられるキャンペーンが用意されています。
ネクストに適用できる『光はじめ割』と、ライトとビジネスタイプに適用できる『フレッツ・あっと割引』です。
光はじめ割
光はじめ割は、フレッツ光 西日本のネクストプランを2年単位の自動更新契約にすることで適用できる月額料金割引です。
3年目以降はさらに割引額が増えて、お得に利用できるようになります。
1,2年目の割引額 | 3年目以降の割引額 | |
---|---|---|
ファミリー (戸建て) | 1,210円/月 | 1,419円/月 |
マンション (集合住宅) | 605円/月 | 858円/月 |
フレッツ・あっと割引
フレッツ・あっと割引は、フレッツ光ライトへ新規申し込みの方が、2年間継続利用を条件に適用できる月額料金割引です。
割引額 | |
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ファミリー (戸建て) | 440円 |
マンション (集合住宅) | 440円 ~1,100円/月 |
フレッツ光のプロバイダ料金
フレッツ光は、ここまで説明してきたNTTの料金だけでは使うことができません。
NTT西日本の回線契約とは別に、プロバイダ事業者とも契約する必要があるんです。
参考までに主要なプロバイダの月額料金を一覧で紹介します。
プロバイダ名 | ファミリータイプ月額料金 | マンションタイプ月額料金 |
---|---|---|
Yahoo! BB | 1,320円 | 1,045円 |
USEN☆NET | 1,518円 | 1,518円 |
OCN インターネット | 1,210円 | 990円 |
So-net | 1,320円 | 990円 |
ASAHIネット | 858円 | 770円 |
フレッツ光の提携プロバイダは、なんと300社以上存在しますが、有名で評判がいいプロバイダを選ぶのが無難でしょう。
NTTフレッツ光西日本の初期費用料金
フレッツ光の初期費用でかかるのは大まかに【契約料】と【回線工事費】の2種類です。
初期費用はどのプランもほとんど変わりありませんが、付けるオプションによって工事費や機器レンタル料が加算されるものもあります。
詳しくは各オプションの詳細を確認してください。
契約料
フレッツ光の契約料金は、どのプランも共通になります。
契約料 | 880円 |
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回線工事費
回線工事費は、ファミリータイプ(ビジネスタイプ含む)かマンションタイプかで異なります。
また、フレッツ光の工事費用は、一括払いまたは分割払いから選択可能です。
一括払いでも分割払いでも工事費の総額は変わらないので、月額料金をなるべく抑えたい方は一括払い、逆に初期費用を抑えたい方は分割払いを選択すればよいでしょう。
ファミリータイプ(ビジネスタイプ含む)工事費
回線 | 基本工事費 |
---|---|
フレッツ光 (NTT東日本/西日本共通) | 22,000円 ※一括 or 分割払い ≪分割の場合≫ ・初回 3,300円 ・2回目以降 813円/月×22回 ・最終月 814円 |
マンションタイプ工事費
回線 | 基本工事費 |
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フレッツ光 (NTT東日本/西日本共通) 屋内配線の工程がある場合 | 22,000円 ※一括 or 分割払い ≪分割の場合≫ ・初回 3,300円 ・2回目以降 813円/月×22回 ・・最終月 814円 |
屋内配線の工程がない場合 | 11,660円 ※一括 or 分割払い ≪分割の場合≫ ・初回 3,300円 ・2回目以降 363円/月×22回 ・最終月 374円 |
無派遣工事の場合 | 3,300円 |
マンションタイプで前の住人がフレッツ光を導入していた場合など、NTT局内工事のみで済んでしまうことを無派遣工事と言います。
無派遣工事の料金は一律3,300円です。
また、土日・祝日・夜間の工事や、その他オプション加入などによって3,300円の追加工事費が掛かる場合があります。
フレッツ光 西日本のオプション料金
フレッツ光のオプションはたくさんありますが、特に人気で利用頻度の高いサービスに絞って説明します。
ひかり電話
【ひかり電話】は、フレッツ光の固定電話サービスです。
NTTの加入電話に比べて基本料金や通話料金が大幅に安くなるのが特徴で、今お使いの電話機や電話番号はそのままで移行することができます。
非常にお得なので、フレッツ光を契約するなら併せて加入するのがおすすめです。
ひかり電話には基本プランと、6つのオプションと無料通話528円分がセットになったひかり電話A(エース)があります。
ひかり電話基本料金 | 550円 |
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ひかり電話A(エース) | 1,650円 |
オプション | 内容 | 個別料金 |
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ナンバーディスプレイ | かけてきた相手の電話番号がわかる | 440円 |
ボイスワープ | かかってきた相手を外出先の電話で受けられる | 550円 |
迷惑電話おことわりサービス | 迷惑電話をシャットアウトできる | 220円 |
キャッチホン | 通話中にかかってきた電話も受けられる | 330円 |
着信お知らせメール | 不在時の電話の着信がメールでわかる | 110円 |
ナンバーリクエスト | 番号非通知の電話をシャットアウトできる | 220円 |
合計 | 1,870円 |
ひかり電話Aは総額1,870円分ものオプションが付いて、更に無料通話528円分も含んで月々1,650円ですから、かなりお得なプランです。
フレッツ・テレビ
【フレッツテレビ】は、アンテナを設置せずに地デジやBSを楽しむことができるテレビサービスです。
基本料金が安く、地デジとBSさえ見られれば特に問題ないという方に向いていますが、専門チャンネルを視聴したいときは別途スカパー!を契約する事もできます。
項目 | 月額料金 |
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フレッツ・テレビ伝送サービス利用料 | 495円 |
テレビ視聴サービス利用料 | 330円 |
合計 | 825円 |
まあ、今はYouTubeやAmazon Prime ビデオなど、インターネット上で見放題の動画配信サービスも増えていますし、正直テレビは地デジとBSが見られれば十分という方のほうが多いのではないでしょうか。
ひかりTV
【ひかりTV】は、地デジ・BSの他に、115チャンネル以上の専門チャンネルと約100,000本以上のビデオチャンネルという圧倒的な映像数を誇るテレビサービスです。
民放だけでなく、とにかく色んな専門チャンネルを視聴したい方向けのサービスと言えるでしょう。
ひかりTVの月額料金は、以下の4つのプランに分かれています。
プラン | 月額料金 |
---|---|
お値うちプラン | 2,750円 ※2ねん割適用時 |
テレビおすすめプラン | 1,650円 ※2ねん割適用時 |
ビデオざんまいプラン | 1,650円 ※2ねん割適用時 |
基本放送プラン | 1,100円 |
また、ひかりTVは光回線を利用して番組を視聴するサービスのため、すでにフレッツ光を利用中の方やフレッツ光と同時に申し込む場合は新たに工事をする必要がなく、初期費用は掛かりません。
無線LANオプション
フレッツ光からレンタルできるルーターはホームゲートウェイと言い、安価な料金でレンタルできる無線LANカードを差し込むことでWi-Fiが飛ばせるようになります。
ぴったりのWi-Fiルーターを選ぶ自信が無かったり、購入するのが面倒だと感じている方は、こちらを活用しましょう。
ホームゲートウェイ 本体レンタル料金 | 275円/月 |
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無線LANカードレンタル料金 | 110円/月 |
尚、ひかり電話のオプションを申し込んだ場合は、ひかり電話の基本料金内でホームゲートウェイが使えるので無線LANカードのレンタルだけでWi-Fi通信が可能です。
サポートオプション料金
サポート系のオプションは5種類のコースがあります。
夜間にインターネット接続が切れたら大変なことになってしまう企業などは、24時間出張修理オプションがオススメです。
回線トラブルを24時間・365日体制でサポートしてくれます。
セキュリティオプション
フレッツ光西日本では、ウィルス対策ソフト『セキュリティ対策ツール』が標準装備となっています。
パソコン1台もしくはAndroid端末1台分までは無料で、2台目以降からは有料です。
1~2ライセンス追加 | 418円 |
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3~4ライセンス追加 | 836円 |
5ライセンス以上 | 836円に加え 1ライセンスごとに209円 |
今はフレッツ光よりも光コラボレーション・サービスの方がおすすめ
現在、NTTのフレッツ光はどちらかというと法人契約に力を入れていて、個人の方向けの特典キャンペーンはほとんどありません。
長く利用するメリットも無いので、これから個人で光回線を導入予定の方は、光コラボレーションを検討した方が良いでしょう。
フレッツ光と光コラボレーションの月額料金比較表
フレッツ光はキャンペーンが無いこと以上に、月額料金が高いことが大きなデメリットです。
主要な光コラボレーションと月額料金を比較してみました。
ファミリータイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
フレッツ光 (東日本) | 5,940円 +プロバイダ料金 | 4,070円 +プロバイダ料金 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
ビッグローブ光 (3年プラン) | 5,478円 | 4,378円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
楽天ひかり | 5,280円 | 4,180円 |
表の通り、フレッツ光より光コラボレーションのほうが断然安いことが分かります。
キャッシュバックが貰える!光コラボレーションのおススメ窓口
参考までに、今おすすめの光コラボレーションサービスを3つ紹介します。
フレッツ光の導入を検討していた方は、ぜひチェックしてみてください。
1.ソフトバンク光
新規申し込み キャッシュバック 特典A | 【10ギガ】最大45,000円 【1ギガ】最大45,000円 |
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他社転用申込 事業者変更申込 キャッシュバック | 【1ギガ】45,000円 |
キャッシュバック 進呈時期 | 最短1か月 |
エヌズカンパニーは、実際に申し込んだ方からのレビュー(感想)がとても良い代理店です。
また、ソフトバンクから表彰されており、実績も充分!
エヌズカンパニーのキャンペーン特典はオプションに加入する必要がありません。
そのため、月額料金が高くなることなくスッキリした内容で申し込めます。
エヌズカンパニーの詳細はこちらをご覧ください。
2.ドコモ光
キャッシュバック | 60,000円 |
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dポイント | 2,000pt |
キャッシュバック 進呈時期 | 最短5か月 |
dポイント 進呈時期 | 最短4か月 |
GMOとくとくBBは、混雑を避けて高速・快適にインターネットが出来る『v6プラス』を標準装備しているため、速度の評判がとても良いプロバイダです。
また、v6プラスに対応した高性能のWi-Fiルーターを無料でレンタルできる点が人気の秘密でしょう。
無料レンタルできるWi-Fiルーターは3種類の中からお好きなものを選ぶことができ、中には希望小売価格が19,767円もするWi-Fiルーターまであります!
GMOとくとくBBのキャッシュバックは60,000円で、更にdポイントが2,000pt付いてきます。
したがって、GMOとくとくBBからドコモ光を申し込んだ場合、キャッシュバック・dポイント・Wi-Fiルーターをあわせて62,000円以上もお得になると言えるんです!
ちなみに、通常GMOとくとくBBからキャッシュバックを満額受け取るためにはオプション加入が必須となります。しかし、当サイトの下記ボタンから限定ページに行くと、なんとオプションなしでゲットできるんです!
ドコモ光を申し込み予定の方は、ぜひ実際に覗いてみて候補に加えてみてはいかがでしょうか。
3.ビッグローブ光
キャッシュバック 特典 | 85,000円 |
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月額料金割引 特典 | 27,672円 (1,628円×12か月割引) |
キャッシュバック 進呈時期 | 最短12か月 |
ビッグローブ光を公式サイトから申し込むと、下記2種類の特典から好きな方を選んで受け取ることができます。
キャッシュバックは『新規』『転用』『事業者変更』に差がなく、どのパターンで申し込んでも85,000円受け取ることができるのがメリットです。
新規 | 新たにビッグローブ光を申し込む事 |
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転用 | フレッツ光からビッグローブ光に乗り換える事 |
事業者変更 | 他社光コラボレーション(ソフトバンク光やドコモ光など)からビッグローブ光に乗り換える事 |
ただし、振り込まれるのがビッグローブ光を申し込んでから12か月後と長いです。
その点が気にならなければ申し込みを検討するといいでしょう。
月額料金割引は手続き不要で、12か月間割引されます。
確実にキャンペーンの恩恵を受けたいなら月額料金割引を選びましょう。
ただし、月額料金割引の総額はキャッシュバックより金額が低いです。
また、月額料金割引は新規と事業者変更の方が対象で転用の方は利用できません。
最大20,000円増額中!
まとめ
フレッツ光西日本のプラン内容、月額料金、初期費用、オプション料金などについて解説しました。
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
運営元がNTTということで抜群の安心感があるフレッツ光ですが、近年は光コラボレーションなどの台頭もあり、残念ながら魅力的とは言えなくなってしまいました。
今から申し込むのであれば、先程紹介した光コラボレーションから検討してみましょう!
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